• プロフィール

     

    Author: 
    半年だけの滞在のつもりが、4年間もロンドンに住んでいました。ロンドンでの生活、ヨーロッパ旅行を中心にお届けします。


--/--/--(--)

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
Home | Category : スポンサー広告 |  Comment  |  Trackback
2008/08/26(Tue)

【心の整理編】両親の説得

30歳を過ぎて両親の説得なんて必要ないと言う人もいるかもしれない。

が、私は未だに実家暮らしだったりするので、説得は必要である。
それにたとえ一人暮らしをしていたとしても、やはり両親にとって子どもはいつまでも子どもである。
「どうして今、海外なのか」「何をしたいのか」などを伝える、伝えないでは
両親の気持ちは大いに違うだろう。納得もしてくれるだろうし、安心もしてくれるだろう。

そんな思いを持って乗り込んだ、7月のある日の夕食どき。
たわいもない会話が終了し、一息ついたときに
「私、海外に行こうと思うんだ」恐る恐る本題を切り出す。
年々心配性になっているような気がする母親は反対するだろうか。
子どものことよりも、これから始まるオリンピックの方が気がかりな父親はどのような反応をするのか。
少々緊張しながら、彼らの言葉を待つ。

「いいんじゃない? 行けば?」
拍子抜けするほど軽いノリで許可する父親。
「それよりも、今度のオリンピックなんだけど……」
娘のことよりもオリンピックかい! 行き先は気にならないのか!?
おおよそ予想はできた反応ながらも、あんまりに興味がなさそうなので、
「いやいや。あのね、行き先はロンドンで、だいたい1年くらいかなと思うの」
聞かれもしないのにアレコレ情報提供を始めた。
父親は何だか面倒だなあというような表情になりながらも、
ふんふんと黙って聞き、ひとしきり喋り終えた私に対して
「まあ、頑張って行ってきなよ。ゆきなら大丈夫だよ」
それだけ言うと、好きなテレビ番組に釘付けになってしまった。

何だか取り残されたような気持ちになりながら、ちらりと母親を見ると、
彼女は少々困ったように笑っていた。
「あんたは止めても行くでしょ? 止めないよ。ムリはしないでね」
私が何か行動を起こそうとするときは、決まってこのセリフを言うのだ。
何だかとても親不孝者なのではないかと、さすがにこのときばかりは心が痛んだ。

思いがけず簡単に両親の説得が済んだ。
彼らはいつも私のことを信用してくれる。本当に感謝している。
だからこそ、心配をかけてはならない。ムリをしてはならないと思っている。


ちなみに最近の母親はことあるごとに
「まあ、できることなら向こうに彼でも作って、永住しちゃいなよ。
宝くじが当たったら、私たちもそっちに移住するからさ」と言う。
本気か本気じゃないのか、彼女の気持ち計り知れないが、
私が中学生くらいのときから「外国人と結婚して欲しいなあ」
と言い続けてきたことを考えると、どうやら本気かもしれない。

語学習得よりも、これはかなり重いミッションである。
スポンサーサイト
Home | Category : 渡英に向けて |  コメントアイコン Comment0  |  Trackback0
Home Home | Top Top
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。