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    半年だけの滞在のつもりが、4年間もロンドンに住んでいました。ロンドンでの生活、ヨーロッパ旅行を中心にお届けします。


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2011/01/15(Sat)

大切な大切なビザ

こんにちは!
オーストリアのザルツブルグにいます!

・・・本来なら、こんなコメントから始まる予定だったのですが、
残念ながら、ロンドンの自宅にいます(泣)。

ビザがなくても、緊急パスポートに押された
「3か月以内にパスポート、ビザを再申請せよ」印があれば、
問題なく再入国ができると思っていましたが、
英国の入出国を管理する機関に問い合わせをしてみたところ、

たぶん大丈夫だと思うけど、100%とは言えない

イギリスではよくある、曖昧な回答をいただいたため、
気の小さい私は、あっさりオーストリア行きを延期してしまいました。
オーストリアへの往復航空券35ポンドのために、
強制帰国のリスクを負うっていうのもね・・・
(家族や友人に不幸が起きた場合は、リスクを顧みず英国を出ますけどね)




移民の私には、もしかしたら命と同じくらい大切なビザ。
一度発行されたビザは、有効期間内であれば、新規申請の必要はありません。
英国内にデータが残っているため、再申請手続きをすれば発行されるのです。

が。
これが問題。

書類に必要事項を書き込み、パスポート、手数料と共に、
ホームオフィスと呼ばれる機関に郵送すれば、
「約4~8週間後には発行」されるとのことですが、
過去3回も郵便物を紛失されたことがある私としては、イマイチ信用できない。

もちろん、ホームオフィスで申請することもできます。
その場合は、即日ビザが発行されるのですが、手数料は、驚異の600ポンド! 
日本に帰国できるし、3回くらい貧乏旅行ができちゃうよ。
ちなみに郵送の場合は、200ポンドです。ぼったくりだ・・・(泣)

そして、一番の問題は、
わたし自身、3月上旬に海外旅行に行くということ。
サイトに記載されている通り、「4~8週間後」に発行されれば良いのですが、
もしも、何らかの事情で遅れてしまった場合、国外に出ることができません。



アイスランドで発見された旧パスポートには、ビザが添付されています。
紛失後、発見に至ったパスポートは、本来なら大使館側で処理されます。
わたしの場合、大切なビザが(1)パスポート内に貼り付けられていて、
(2)有効期間内 だったため、特別に返却許可をいただきました。
(ちなみに英国内でビザを申請した場合、カードとして発行されます)

ただ、パスポートもビザも最重要書類。
アイスランドからイギリスに送る際、紛失したり、
第三者の手にわたり、悪用された場合、取り返しのつかないことになってしまいます。
前述したとおり、わたしは過去、3回も郵便物を紛失されているので・・・・



大切なビザをお迎えにあがるため、
来週22日から2泊3日でアイスランドに行ってきます!



まさか、3週間もたたぬうちにアイスランドに戻ることになるとは・・・
今後の旅行の予定を考え、24日(月)は朝7時のフライト。
実質、1日半の滞在でしかないのですが・・・・

アイスランドに行けるのは嬉しい♪

デス。たとえ、どんな理由であってもね。
そうそう、ビザ再申請の手数料とアイスランドへの渡航費&滞在費は、ほぼ同額。
だったら行くでしょ、アイスランド!
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2011/01/15(Sat)

ロンドンでパスポートを再申請する

わたしのように緊急パスポート(有効期間は1年間)を持っている場合、
もしくは有効期限が残り1年をきった場合、日本大使館で申請することができます。


地下鉄グリーンパーク駅から徒歩5分。
ロンドンで言えば、超一等地に大使館はあります。
入口には警備員さんがいらっしゃるので、パスポートや運転免許所などの
個人を証明するものを見せてください。
その後、持ち物のセキュリティチェックを受けた後、入室。

パスポート申請時に必要なものは、
申請書(大使館にあります)、パスポート、
英国滞在許可を確認できるもの(IDカードやビザなど)、写真。

写真は日本同様、スピード写真は不可です。
私はカムデンで撮影してもらったのですが、アイスランドではOKだった前髪の長さは、
カメラマンのお兄さんにはNGだったようで、無理やり七三分けにされました。
寒いところから、あったかい室内に入ったもんだから、頬は真っ赤。
さらには、撮るタイミングが分からず、あいまいな表情。
10年で申請する予定でしたが、5年に変更しました。
毎回、あの気持ち悪い顔を見るのは、どうにも耐えられません。


ちなみに、有効期間が切れてから申請する場合、
戸籍謄(抄)本が必要になるのでご注意くださいね!


申請書を提出して、約1週間もすれば新規パスポートが発行されます。
発行官庁は「LONDON」! 第二の故郷の地名が記載されているのを見ると、
何だか自然と頬が緩んでしまいますね~。


そして、パスポート紛失の教訓を生かして、即コピー!
「まさか」の事態は、実はすぐ近くに潜んでいるものです。
海外在住者はもちろん、旅行予定の方も、
パスポートやビザ(あれば)のコピーをお忘れなく!
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2011/01/11(Tue)

新年を派手に祝おう!

「年越しの瞬間は、町中至るところで花火が打ちあがるよ。朝までパーティだよ!」

大きな目をひときわ輝かせながら、ゲストハウスのオーナーBeddaさんは、
遠足を待ちわびる子どものように、ウキウキと語りだした。

渡英1年目の年越しは、インフルエンザで寝込み、
ベッドの中から、BBCの中継を見て終わった。
2年目はビザ申請のため、日本の実家で、
睡魔に支配され、頭が朦朧としている妹と新年を迎えた。
そして、今年は大好きな国、アイスランドでの年越しである。
これが楽しみと言わずして、何と言うのだろうかー!


12月31日。
アイスランドでは、夕食を家族や親戚、もしくは友人と共にした後、
ボーンファイヤーなる行事を行います。
これは、ヴァイキング時代からの言い伝えで、
大晦日の夜にやってくる妖精が道に迷わないように明るく照らすため、
嫌なこと、つらかったことなどすべてのマイナス要因を燃やして
新年には新しいものを得る、そんな意味があるようです。

おおよそ30~45分、ボーンファイヤーのイベントを行った後、
アイスランド人は一斉に自宅へ引き返します。
その理由は、20:30~23:30まで放映される
テレビのコメディショーを見るため。ちょっと信じられないけど、
ガイドさん、知り合いのアイスランド人も同じことを言っていました。
なんでも、その年にあったことを面白おかしく紹介する内容らしいですよ。
「紅白歌合戦」、もはや恒例になりつつあるダウンタウンさんの
「笑ってはいけない」シリーズよりも視聴率が良いんでしょうね!

コメディショーが終わった後は、外に飛び出し、新年を迎える準備をします。
準備と言っても、酒好きのアイスランド人ですから、
アルコール度数のつよーい酒をショットで飲み、テンションを高めるようです。
待ちきれず、花火を打ち上げる人たちもいますが、年越しの瞬間が最高潮!
街の至るところで、それこそ夜空がすべて花火になるくらい、
多くの花火が打ち上げられ、新年の訪れを祝います。

イギリスロンドン貧乏生活「年越しアイスランド19」

わたしのカメラでは、花火を撮ることができない!
ハットルグリムス教会の周囲は、激しく打ちあがるポイントの一つのようで、
いつもはキレイな道路、駐車場は花火の残骸で大荒れ。

酔っ払って大声で叫ぶ若者、肩を組んで音程のずれた歌を歌う人たち、
大きな打ち上げ花火を手に走り回る人。
ここにいる誰もが楽しくて、楽しくて、仕方ないといった様子。
こっちまでつられて笑っちゃうよね。

ゲストハウスに戻ると、仲良くなったイギリス人、アイルランド人、アメリカ人の子たちが、
音楽をかけながら、酒を片手に歌い、踊っていました。
わたしの姿を見るなり「あー、ユキー!おめでとうー」と駆け寄り、ハグ&キス。

たまたま泊まる場所が一緒になっただけ。

それでも、こうして新年をお祝いできるのは、とてもシアワセなことだね。
体調が悪かったので、バーでのパーティは辞退したけど、
レイキャビックの街は、朝方まで打ち上げ花火と酒と、楽しい笑い声に包まれていました。


ちなみに。
街中の至るところで上がる花火は、そのほとんどが業者ではなく、個人で行っています。
日本のように花火を規制する法律がないため、

イギリスロンドン貧乏生活「年越しアイスランド20」

こーんな本格的な花火を、個人が用意するのです。
危ないような気がしますが、「個人の行動の始末は、個人が責任を持つ」精神が
根付いている国だったりするので、危険は重々承知のうえ、なんでしょうね。

そうそう、31日の前から「フライング花火」をよく見かけました。
画像のような本格的な花火を、何の前触れもなく上げるもんだから、
何度「ギャッ」と声をあげたかワカリマセン。
散歩中のワンちゃんたちも、すごくおびえていましたよ~。


来年の年越しもレイキャビック希望!
大きな花火を持って、この祝いに参加したい方、いらっしゃいますかー?
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2011/01/11(Tue)

オーロラはいつが見ごろ?

2010年は例年にないほど、オーロラが観測しやすい年だったといいます。

オーロラは冬のみの現象のように思われがちですが、
実は1年中、鮮やかな色彩を伴ったそれは、大空を舞っているのです。
ただ、オーロラが見られるのは、雲ひとつない澄んだ暗闇の空だけ。
そのため、日照時間が長い北欧の夏の場合、観測が難しいのです。

オーロラは、血液が凍るほどの寒い国でなくては、
見ることができないと思っていましたが、
気流の関係で、他北欧職国よりも温暖なアイスランドでは、
寒さ慣れしていない日本人でも、わりと快適に観測を楽しむことができます。

ちなみに、わたしが滞在した12月28日から1月1日の期間で言うと、
朝や夜の気温は0~マイナス1度、日中ともなると4~5度。
つまり、北海道や東北地方よりも温暖ということになります。
知人のアイスランド人の話によると、レイキャビックの場合、
冬でも雪はそれほど降らないようです。
もちろん、山間部や北部は違うんでしょうけどね。


オーロラに話を戻します。
先ほどお話したように、見る条件は、雲ひとつない澄んだ暗闇。
レイキャビックの場合、街の明かりが空に反射してしまうので、
オーロラを見るにはあまり適していません。

9月に観た友人は、ツアーをブッキング。
10月に観た友人は、空港行きのバスから観測。

・・・ということを考えると、運転免許を所持していないわたしは、
ツアーをブッキングするしかありません。
お金を節約したいけど、オーロラのためなら仕方ない。
到着したその日にツアーをブッキングし、20時にレイキャビックを出発!
50人くらい乗れるツアーバス2台で、向かうはレイキャビクより北西の地。

ガイドさんによると、オーロラは蒼や緑などの光をともないながら、
突然出現することが多いそう。わたし達が想像するような、
ユラユラ揺れるカーテンのような形もあれば、静止しているものもあるようです。
揺れているオーロラの場合、「Dancing Northern Lights」と表現します。
「Dancing」って、うまい表現だと思いませんか?

途中、トイレ休憩をはさみ、約1時間30分後に目的地に到着。

夜空を照らす街の光は、何一つ無い。漆黒の闇を背景に、
無数の星々たちが、きらめき、またたき。
それは、まるで歌ってるかのように、軽やかで。
ただ、その中でも、たった1台のトラックや乗用車の光で、
存在を消されてしまう星もある。人生のようだ。

北西の空を見上げること約45分。
オーロラは、わたし達の目の前に姿を現すことがなかった。
少し残念だったけど、ツアーで隣の席になったフランクフルト在住のドイツ人が言ってた。
「これだけの数の星を見ることができただけでも、ツアーに参加して良かったよ」

わたしも、そう思ってたよ。


★空港で知り合ったアイスランド人の話によると、
オーロラが最も出現しやすいのは、9月、10月、11月上旬。
もしくは3月上旬らしいですよ! 3月まで、あと1カ月ちょっと。
仕事や学校の都合がつく方は、アイスランド旅行を計画してみてはいかが?
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2011/01/11(Tue)

まさかのパスポート紛失(1)

29日のJonsiライブで、まさにシアワセの絶頂にいたわたしですが、
翌30日夕方には、地球の裏側までへこむことになります。


30日。
特に予定がなかったので、街中をブラブラ。

大好きなアイスランドのCDを物色するため
お気に入りのお店「12tonar」へ入り浸り。
ここでは、すべてのCDをオーナーさんが淹れてくれる
エスプレッソを飲みながら視聴することができます。
「そういえば、君、前もウチに来てくれたよね?」
なーんて嬉しいことを言ってくださるもんだから、今回もCD大人買い。

そして、アイスランドのあったかセーターを購入するため、
在庫の種類が豊富なお店で、店員さんに相談しながら、
長ーくお付き合いすることになる一着を購入!

イギリスロンドン貧乏生活「年越しアイスランド25」

モデルはちょっと違うけど、このようなセーターを購入しました~。
毛足が長いので防水効果に優れているんだとか。

その後、アイスランドのバンド「Retro Stefson」がNASAでライブをすると言うので、
急いでHavariというCDショップでチケットを購入!
興奮を抑えるためと、のどの渇きをいやすため、お気に入りのカフェに直行。
バックから財布を取り出した瞬間、異常事態に気づきました。

一瞬、目の前が「ぐらり」と揺れたような感覚に襲われるも、
その「異常」をすぐに認める気持ちになれず、
とりあえず、平静を装い、席についていました。
しばし呆然とした後、恐る恐るバッグの中身を探ってみましたが、やはり・・・

・・・パスポートが、ない

浮き足立っていた足元が、ずぶずぶと地中深くに潜り込んでいくような、そんな錯覚を覚えました。
パスポートにはUKに滞在するための、ある意味、命同様に大切なビザが添付されています。
もしかしたら、カードや現金以上に大切なものかもしれない。
それを今、わたしは紛失しているのだ。

人間、本当にビックリしたときは、華麗に現実逃避をするものですね。
ことの重要さを理解しながらも、そばにあったフリーペーパーを熱心に読み、
「これはネタになるかもしれないぞ」とメモを取ったり、
カフェラテを運んでくれた店員さんには、いつも以上の笑顔で「タック」と言ってみたり。
(普段は「サンキュー」しか言わないので、この時点で動揺が見られる)

異常事態に気づいてから、およそ30分後。
「美味しいカフェラテを飲んでる場合じゃないよ!大変だよ!」
いきなり現実に戻り、慌てて、ゲストハウスに戻りました。

ベッドの周囲、シャワールーム、ダイニング、キッチンなど、
29日夜から30日朝に至るまでのすべての行動範囲、
そして、カバンの中身を何度も入れ替えするも、見つからない。

「もしかしたら、昨日のライブ会場に落ちているのかも」と思い、
会場にすぐさま連絡。なまりの強いおじちゃんの英語に四苦八苦。
そのほか、30日に行ったお店すべてに電話するも、
パスポートは届いていないとの返事。
対応してくださる方全員が「大丈夫。絶対見つかるよ。落ち込まないで」と
励ましてくださる。すごくあったかい。
それと同時に、自分の愚かさに、ずどーんとへこんだりもしました。

当たれるところは当たった。でも、見つからなかった。
となれば、警察に届出がないかを確認するしかない。
ネットで調べて電話をしたものの、対応時間は8:15~16時とのこと。
電話は24時間対応じゃないんかい!と、驚きながら、
次に電話したところは、日本大使館。

業務時間外でも、パスポート紛失や事故等の緊急の場合、
24時間対応してくださるのです。本当に申し訳ない・・・
この日まで、英語にしか触れていなかったわたしは、
電話の向こうから聞こえてくる日本語に、心底ホッとしていました。
パスポート紛失の旨を告げた後、担当者より折り返しの電話が。

「今は年末ですからね~。なんとか頑張ってみますが、
1日の出発までに間に合わないかもしれませんよ」

この電話を受け取った時点で、フライトまで34時間。
はたして!?
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2011/01/11(Tue)

まさかのパスポート紛失(2)

命同様、大切なパスポートを紛失したわたし。

日本大使館の担当者によると、
「まずは警察に紛失届けをしてください」とのこと。
実は、大使館に電話をする前に警察署に行ってみたのです。
でも、玄関は真っ暗。業務外の様子だった旨を伝えると、
「左側の入り口なら、24時間対応してくれますよ」とおっしゃる。

確かに。
事件、事故はいつ起こるか分からないもんね。

電話を終えたと同時に、小走りで警察署に直行。
左側の入り口が分からず、警察署の敷地内にドキドキしながら侵入するわたし。
不審者を捕まえるべく(?)、けわしい顔をしながら近づいてきた警察官に、
恐れおののきながら、パスポート紛失の旨を告げた瞬間、
哀れみの表情になりながら、「I'm sorry」。
「でもね、ここは入り口じゃないんだよ。気をつけてね」
と優しく警告してくださったうえで、担当の警察官に無線(?)で呼び出し。

担当者は、ぷっくり太った、やや年配の方でしたが、
流暢な英語で「昨日のライブで騒ぎすぎちゃったんじゃないの~?」などと、
からかってくださいました。その通りでございます。すみません。

日本の家族に電話で事情を話したところ、心配というよりも笑われました。
さすが30年以上の付き合いだね。
何かしら起こす娘を持った母は強しです。でも、すみません、本当に。

この日は、ハラハラして眠れないかなと思っていましたが、
ベッドに横になった瞬間、熟睡。
・・・・本当にね。かわいげも何もあったもんじゃありません。

でも、いいんだ。
31日は2010年で一番長い日になるんだから。
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2011/01/11(Tue)

まさかのパスポート紛失(3)

2010年で最も忙しく、最も長い1日となった31日。


この日は、朝9時に日本大使館の担当者と会うことになっている。
場所は、中心街から徒歩20分ほどの場所にある事務所。
それまでに用意するものは、(1)警察の紛失届けと(2)パスポートサイズの写真4枚。

(1)は30日の夜に手に入れた!
と、安心していたのもつかの間。
朝食時に仲良くなったドイツ人夫妻に、その紛失届けを見せていたら、
「ユキ、この住所欄はUKじゃなくて、日本じゃないのかい?」

・・・なんですと?

「パスポートに登録されている本籍だと思うよ」
彼が指差す箇所を見てみると、なるほど、確かに日本の住所である。
冷静になれば分かることなのに、あのときの私は、どこか動揺していたのだろう。
その証拠に、L「o」ndonではなく、L「u」ndonになっているのだから。

「人間、誰しも間違いはあるよ。大丈夫。警察も分かってくれるさ」
サンタのような、真っ白いひげをたくわえたおじちゃんは、
血の気の引いた私の肩を抱き、力強く励ましてくれた。

ひとつ仕事が増えてしまったわたしは、朝食のパンをワシワシと食べ、
ドイツ人のおばちゃんが入れてくれたコーヒーが、ガブガブ飲んだ後、警察へ急行。
正面玄関の開錠時間と同時に飛び込むと、昨日担当してくれたおじさんが
眠そうな目をしながら、窓口に座っていた。

「あれ~?君は昨日の。パスポートは見つかったの?」
夜勤明けなのか、なおも眠そうな表情の彼。
「じ、実は、住所を間違えてしまって・・・。再度紛失届けを・・・」
おずおずと話すわたしを見ながら、大笑いする警察官。
「日本人ってキッチリしてると思ってたよ。いいよ、いいよ。再発行するよ」
・・・・レイキャビックで、わたしは日本人の質を落としてしまった。


さて、問題は(2)の写真だ。
警察署の前にあるバスターミナル内には、写真店があるものの営業する気配がない。
運転手のおじちゃんに聞いてみたところ、
「今日は31日だからねえ・・・ ボクが代わりに撮ろうか?」という返事。
丁重にお断りして、とりあえず事務所へ直行。

担当者の説明を受け、パスポート発行のための書類を記入した後、
すぐさま中心街から離れた場所にある、大型ショッピングモール
「クリングラン」に写真を撮りに行くことに。
年末年始のため、12時までの営業。事務所を出たのは、11時前。
場所も分からないため、通りすがりのタクシーをつかまえる。

「ハ~イ!なんだか元気がなさそうだね!」
と、妙にテンション高めの運転主。
「パスポートをなくしちゃったの。だから、写真が必要・・・」
最後まで言うよりも先に、「クリングランだね!」とウィンク。
シートベルトを締める前に、車はショッピングモールに向かう。
法定速度ギリギリなのでは・・・とハラハラするようなスピードで、
日本大使館から、わずか5分程度で到着。

「ここで待ってるからね。転ぶなよ」
後ろから聞こえるおじちゃんの声が、どれほど励ましとなったことだろうか。

イギリスロンドン貧乏生活「年越しアイスランド18」

朝焼けに見とれてる暇もなく、1階に設置された写真ボックスに飛びこむ。
お札を使えるのかと思いきや、コインのみの受付。
インフォメーションコーナーにいるお姉さんに両替を頼むも、
「ここではキャッシュを持たないことになってるの。ごめんね」とのこと。

コンビニのような店を発見したので、小走りに駆けより両替を・・・・
と思ったものの、「何も買わないのは失礼にあたる」と
緊急事態にもかかわらず日本人的発想で、欲しくもない水を購入。

化粧直しOK、髪もバッチリ整えた、コインも十分にある。
ただ、写真機の性能が悪いのか、正面を向いても、
どことなくそっぽを向いた表情になってしまう。
でも、私には時間がない。
40秒待った後、取り出し口に出てきた写真を
ひったくるかのようにつかみ取り、
陽気な運転手が待つタクシーに駆け寄ったのである。

「良い写真は撮れたかい?」
答える代りに、写真を差し出す。
「いいね!ばっちりだ」
にっこりほほ笑むと、タクシーは来たときと同様、
法定速度ギリギリと思われるスピードで大使館を目指す。
お金を支払った後、おじちゃんの最上級の笑顔で「グッドラック!」。
交わした握手の強さは、おじちゃんの願いのあかし。


書類は書いた、写真は用意した、パスポート発行のためのお金もある。
あとは、大使館の方にお任せだ!
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2011/01/10(Mon)

まさかのパスポート紛失(4)

ここで、パスポートを紛失したわたしの経験をもとに、
知り得たことを書いておきたいと思います。
おそらく、多くの方がパスポートを無くすことなんてことは、
まず無いと思いますが、念のため(自身の備忘録としても)。


1:海外渡航時はパスポート、ビザ(ある場合は)のコピーを持ち込む
→紛失したパスポートをすぐに失効、新パスポートの再発行がスムーズになります
個人の特定もできるので、コピーはあったほうがよいです

2:上記を忘れた場合は、身分証明となる運転免許証(日本のものでも可)、
顔写真つきのクレジットカードなど、顔が確認できる証明書があればOK
→個人の特定は大使館の必須業務となります


わたしの場合、コピーもなければ、身分証明となるものもない。
ただ、パスポート番号とおおよその有効期限を覚えていたので、
担当者の確認作業もスムーズに行えたようです。

身分証明の代わりとして、学生時代に発行してもらった、
ロンドンの公共交通機関で使える、顔写真付きのオイスターカードを提出しました。
(社会人や観光客の場合、顔写真は添付されません)
証明になったのかは疑問ですが、コピーを取っていたようです。


通常、帰国まで時間的に余裕があれば、
日本から戸籍謄本、外国に在留届を提出している場合は、
除票された住民票をファックスで送ってもらい、
本人確認をした後、5年もののパスポートが作成されます。

ただ、わたしの場合、(1)出発まで時間がない(実質1日)、
(2)戸籍謄本などを発行する市役所が定休日 という最悪のシチュエーション。
そうなると大使館側では、有効期限が1年間の「緊急パスポート」を発行することになります。
(書類一式は、後日、日本から郵送します)
とっても大切な本人確認は、日本の実家に担当者から連絡が入ります。

12月31日20時すぎ。
家族でまったりしているところに、アイスランドから電話が入るのです。
念のため、家族には連絡を入れていましたが、さぞかしビックリしただろうなあと思っていたら、
「アイスランドから電話なんて、滅多にないよね!」
と、ちょっぴり興奮気味の母。良いネタを提供できて、娘はうれしいです。


写真を渡してから約2時間。
言われた時間に大使館に戻ると、緊急パスポートができていました!

イギリスロンドン貧乏生活「年越しアイスランド22」

「緊急旅券」、「EMERGENCY PASSPORT」と記載されています。

イギリスロンドン貧乏生活「年越しアイスランド23」

中面を見ると、発行日、終了日が12月31日になっています。
そして、発行官庁には「ICELAND」の文字が!

ゲストハウスで仲良くなったアメリカ人やイギリス人の友だちに、
これを見せたところ、「おお、カッコいいじゃん。
ユキはアイスランドが好きだから、いいお土産になったんじゃない?」
うーん、まあ、そうなんだけどね・・・
皆さんにご迷惑をかけまくりだから、おおっぴらに喜べないや・・・・


パスポートは無事発行されたものの、UK滞在のためのビザがありません。
ハラハラしながら、UKのイミグレーション関連に電話をしたら、
「担当者の質問に答えなさい。大丈夫だと思うから」
アイスランドの皆さんがあったかいだけに、
ちょっと冷たい対応に、少し落ち込む。わたしがいけないのだから、仕方ないんだけどね。

イミグレの際は、担当者に紛失の旨、ビザの種類を伝えると、
「おやおや。大変だったねえ」と、ひとり言のようにつぶやきながら、
個人確認のため、事務所に入って行きました。
その間、わたしはただ一人、椅子に座って彼の登場を待つのです。
周囲の人たちの「あいつは何をやらかしたのか」という視線が痛い・・・

「3分待ってて」と言いながら、15分後に登場した担当者。
「今から特別なスタンプを押すからね。3か月以内に、
パスポートとビザを用意しないと強制帰国だからね」
怖いことを言いながらも、顔は笑顔。
1日は渡英する人が少ないのか、担当者たちはどこか暇そう。
これが、功を奏したのかしら・・・?


「そういえば」と、最後にわたしから彼に質問。
「15日からオーストリアに行くんだけど、ビザがなくても大丈夫?」
少しビックリした表情の担当者。
「大丈夫だけど、次、無くしたら、もう戻ってこれないかもよ?」


絶対なくしません!誓います!


※後日談ですが、1月4日にアイスランドの大使館に連絡した際、
パスポート発見の報告をいただきました。
ホテルの従業員の方が見つけてくださったようです。
これが、ほかの国だったら、届けてくれなかったかも・・・?
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2011/01/10(Mon)

夢ならば、せめてこのままで

今回の渡氷の目的は、「年越しをすること」と、もうひとつ、
「Jonsiのツアーファイナルを見る」ことでした。

実は、ロンドンで2回、バーミンガムで1回見ています。
曲順、演出は同じなのに、毎回号泣。
いつもお世話になっているゲストハウスのオーナーBeddaさんからは、
「あなたはクレイジーだわ~!」と驚かれるほど、
わたしの彼に対する執着心は、やや異常なようです。

異常ついでに、もうひとつ。
「ツアーファイナル」ってだけでも泣けてくるのに、
それが彼の「地元レイキャビック(※)でのライブ」とくれば、
渡氷前から、涙腺は決壊気味になるってもんです。
(※うまれはレイキャビックではないので、正確には活動拠点?になるのかな?)


12月29日。
運命の日の夜は、ゲストハウスのオーナーBeddaさん宅で、
ライブ前にテンションを上げてくためのパーティ!
レイキャビック中心街から、クルマで10分程度の場所にある彼女の自宅は、
地上8階にある、それはそれはステキなマンションでした。

興奮しすぎて写真を撮り忘れましたが、
窓から見える夜景、日本の実家のリビング以上はあろうかと思われるバスルーム、
背の高いアイスランド人に対応したシステムキッチン、
オシャレな家具の数々・・・。どれもが洗練されています。

彼女のだんなさん作のアイスランドの伝統料理(シチューのようなもの)、
おつまみなどを食べ、クリスマスの飲み物(オレンジジュースをソーダ割りにしたようなもの)、
ワイン、ビールなどを飲み、和やかな会話を楽しみます。
わたし以外は、英語ネイティブの人たちばかりだったので、
最初はドキドキしたものの、パーティの終盤には仲良くなっていました。酒の力は偉大!

その後、少々酔っ払いながら、歩いて会場入り。
会場の入り口付近では、アイスランドのバンド「For a Minor Reflection」の
ギターKjartan Dagur Holmがいました。声をかけようと思った瞬間、
ほかの誰かが彼に声をかけ、目の前で熱い抱擁。
そういえば、彼らがロンドンに来た際も、久々に出会った友人と、
熱すぎる抱擁を交わしていました。異性、同性関係なくね。
街中でも時おり、そのような抱擁を見かけますが、
そのたびに「なんて情に熱い人たちなんだろう」と、一人勝手に胸を熱くさせております。


今回は、アリーナでのスタンディングチケットを購入していました。
前座のバンドが終了したころだったので、フロアは若干すいていましたが、
最前列あたりは「絶対にどくもんか」とふんばる人たちの山。
なんとか前に進もうとするも、山を切り崩すことは困難に思えます。
というわけで、ステージより左手すみから見ることにきめました。

イギリスロンドン貧乏生活「年越しアイスランド24」

21時を少しすぎて、Jonsi登場。
それだけで感極まっちゃうのです。
だって、シガー・ロスのときから、彼のライブをアイスランドで観たいと思っていたんだから。

彼のうたは、とても不思議。
やわらかくて、せつなくて、あったかくて。
わたしたちを包む空間に、うたはゆるやかに溶け、
胸の鼓動の高まりは、いずれ、驚くほどおだやかになる。

壊れ物を扱うかのように、一曲、一曲に優しく接する彼。
曲が終わるたびに、会場からは割れんばかりの歓声と拍手が起こる。
過去のライブでは、コトバ少なげに感謝の意を述べていた彼は、
地元だからなのか、ひどく饒舌になっていた気がします。
(アイスランド語だから、さっぱり分からないけど)

過去3回もライブを観ているから、「夢のおわり」がいつなのかも分かる。
「おわり」が近づくたびに、とても悲しい気持ちになるけれど、
この日見たこと、感じたことは、記憶と心に一生刻まれるね。

2010年、いろいろあったけれど、本当に良い締めくくりとなりました。
終わりよければ、すべて良し。だね。


・・・・と、言いたいところですが。
翌30日に、やってしまいました。とんでもないことをね。フフフ・・・
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2011/01/10(Mon)

お役立ち情報?

旅行先で調べ物をする場合、役に立つのはwifiですね!

先日、ロンドンに遊びに来た友人をはじめ、
ツイッターを見ていると、多くの方が旅行先で
wifiを活用されていることが分かります。
レイキャビック市内であれば、ほとんどのカフェでwifi使用が可能です。

そのほか、Austurstræti沿いと、ハットルグリムス教会の前の道を下り、
右手にある大型書店「Eymundsson」内でも無料のwifiが完備されています。
ちなみに、この書店は1872年に設立された、
アイスランドで最も古く、最も多くのチェーン店を持っています。

レイキャビックにある2店舗とも、店内でコーヒーを飲み、
本を自由に閲覧できるようになっているのですが、
わたしのオススメはAusturstræti沿いの店舗!
コーヒーをオーダーしなくとも、2階、3階部分に設置された、
椅子に腰掛け、wifiを楽しむことができます。

イギリスロンドン貧乏生活「年越しアイスランド16」

Radissonホテルの裏側の道を直進したところにある、
図書館でもフリーwifiを使用することができます。
館内は掃除が行き届いていて、本を読んだり、
PCで作業をするための机、椅子が沢山設置されてあります。
ここの良いところは、水が飲み放題で、さらにトイレも行き放題。
貧乏くさいかもしれませんが、お金節約にはもってこいの場所です。


水分摂取の激しいわたしは、トイレの場所を把握することが旅の必須事項でもあります。
レイキャビックには、他ヨーロッパの都市同様、ふらっと入れるトイレが少ないです。
ロンドンだったら、マックやバーガーキング、スタバなどのトイレを
こっそり借りてしまうところですが、マックは何年か前にすでに撤退。
カフェのほとんどは小さな敷地面積のため、こっそり借りることが難しい。
そこで、とっておきの場所は・・・

イギリスロンドン貧乏生活「年越しアイスランド17」

Tjornin池に、ぽっかり浮いたようなCity Hallです。
ここのトイレは、とてもキレイ。穴場なのか、利用客を見たことがありません。

夜の冷え込みが厳しかったのか、わたしが行ったときは、池の一部が凍結していました。
人間がスケートを楽しめるほどの厚さではないものの、

イギリスロンドン貧乏生活「年越しアイスランド15」

白鳥たちは、凍結した池のうえを「ぺたぺた」歩いていました。
時おり滑っている子もいたりで、なかなか微笑ましい。

イギリスロンドン貧乏生活「年越しアイスランド14」

City Hall内にはカフェも併設されています。
wifiは使えませんが(2010年12月30日現在)、
池をのんびり眺めながら、美味しいコーヒーを飲むのはいかがでしょう?

イギリスロンドン貧乏生活「年越しアイスランド12」

そういえば、Radissonホテルそばにある、クリントン大統領も愛したホットドック屋さんは、
連日連夜、大人気でした。もちろん、わたしも何度か並び、世界で一番美味しい
ホットドックに舌鼓を打ってきましたよ~。
美味しいだけじゃなく、格安っていうのもうれしいですよね。

※ホットドックは220クローナくらい。コンビニでサンドイッチなどを購入すると、
500クローナ以上はします。パブでビールを飲むと、800クローナくらいしたような気が・・・
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2011/01/07(Fri)

自殺願望アリと思われたよ

今回の目的は、「年末年始をのんびり過ごす」でした。
「師走」という名の通り、なんとなく気ぜわしい日々の12月。
その疲れを癒すため、でしょうか?

イギリスロンドン貧乏生活「年越しアイスランド8」

オペラハウスを背に、海沿いを歩いて行くと、
雪や氷河を抱いた山を一望できる場所にたどり着きます。
山の上部が少し赤くなってますよね?

イギリスロンドン貧乏生活「年越しアイスランド9」

後ろを振り返ると、まさに太陽が顔を出す瞬間。
その光に照らされ、山の上部がほんのり赤く染まってるんですね~

イギリスロンドン貧乏生活「年越しアイスランド11」

大通りから離れたこの場所には、クルマはもちろん、誰一人としていない。
寄せては返す、波の音が心地よいハーモニーとなって、心に響きます。

ぼんやり眺めていると、突然後ろから、「エクスキューズミー」の声。
人がいないかと思っていただけに、ビックリしながら、声の主を確かめると・・・
制服に身を包んだ警察官がひとり

なんでこんなところに警察が?と怪訝な表情のわたしとは対照的に、
にっこり柔らかな笑顔の警察官は、少々なまりのある英語で
「何か嫌なことでもあるの? つらいことがあるんだったら、話を聞くよ?」

・・・え? わたし、自殺志望者と間違えられてる?

「い、いや、嫌なことなんて何もないですよ。今、この瞬間、すっごくハッピーだし!」
なんて慌てて否定しながら、精一杯の笑顔で答えるも、
警察官はどこか疑わしい表情。

まあ、よく考えれば、東洋人がたった一人で、
人が誰もいない、海辺に長時間立ち尽くしているんだもんね。
自殺願望アリと間違えられてもおかしくないかも?

自殺願望は1%もないけれど、もしもわたしが死んだら、
灰の一部をこの海に撒いてほしいな(法的に問題なければ)と思ってしまいました。
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2011/01/07(Fri)

クリスマスは1月6日まで

アイスランドに到着したのは、12月28日です。

ロンドンなら、1年に1度の大セールの真っ最中。
日本なら、クリスマスツリーから、しめ飾りに変え、
新しい年を迎える準備をはじめているころでしょう。
でも、アイスランドでは・・・・

イギリスロンドン貧乏生活「年越しアイスランド21」

まーだまだクリスマス気分たっぷりです。

それもそのはず、アイスランドのクリスマス期間は、
12月12日から1月6日までの26日間という、長期に及ぶものなんです。

実は、アイスランドには、世界中で愛されている赤い服と、真っ白のヒゲを持つ
サンタクロースとは似ても似つかない、13人の小悪魔サンタがいます。
スプーンを舐めるサンタ、窓から覗き見をするサンタなど、
人々に悪戯をするような困ったサンタたちが、
12月12日の夜から一人ずつ山から下りてきます。
イブには13人全員がそろい、クリスマスを祝い、その後、25日の夜から
1月6日にかけて一人ずつ、山に帰っていきます。

アイスランドの子どもたちは、一人目のサンタがやってくる前日、
12月11日になると窓際に靴を置いておきます。
その中にサンタの一人が、プレゼントを入れてくれるのです。
チョコレートなどのお菓子が一般的ですが、
その子どもが悪さをしていた場合、こじんまりとしたジャガイモが入れられてしまいます。
これは子どもたちにとって、大変不名誉なことだそうですよ。

オーロラツアーに参加したのですが、ガイドさんの親戚の子どもは、
ワガママがすぎたため、靴の中には、ジャガイモが2個も入ってたようです。
泣きながら必死になって隠していたようです。かわいそうだけど、カワイイエピソードですよね。

イギリスロンドン貧乏生活「年越しアイスランド4」

クリスマスの贈り物は、日本同様、洋服やアクセサリーなど、さまざまですが、
そこは、一人当たりの読書量が世界一のアイスランド。本の贈り物も多いんだとか。

クラブやバー、ライブハウスなど、ナイトライフがとても楽しいレイキャビック。
クリスマスイブやその前日などは、それこそ朝まで盛り上がっているらしいですよ!
ただ、クリスマス当日は、ロンドン同様、すべての店が営業していないのでご注意くださいね。
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2011/01/06(Thu)

冬の日照時間はたったの4時間!?

遅ればせながら、皆さん、明けましておめでとうございます。

昨年は、このブログ経由でメールをいただいたり、
直接お会いするなど、数々のうれしい出会いがありました。
今年もさまざまな方との接点が持てればなあと思います。

年末年始は、いかがお過ごしでしたか?
わたしは、前回宣言したとおり、アイスランドに行ってきました。
雪もなく、比較的良いお天気であるにも関わらず、
飛行機はナゾの30分遅れでロンドン・ヒースローを出発!

イギリスロンドン貧乏生活「年越しアイスランド1」

アイスランド上空。15時前なのに、すでに夕方の雰囲気ですね。

今回の渡氷で初めて知ったのですが、アイスランドでは日本同様、
サマータイムを実施していないのです。
だから、イギリスの夏時間に渡氷すれば、1時間の時差が。
冬時間になれば、時差はありません。

12月のアイスランドは、日照時間が4時間ほどしかありません。
ロンドンの場合、おおよそ8時すぎから15時30分ころまで。
冬至を過ぎたあたりから、徐々に長くなっていきます。
そのため、アイスランドは「夜が長いなあ」と改めて実感。

イギリスロンドン貧乏生活「年越しアイスランド2」

16時すぎで、もう真っ暗ですからね。
しかも、朝9時30分の時点でも、まだ真っ暗↓

イギリスロンドン貧乏生活「年越しアイスランド13」

ひとり辺りの読書量が世界一と言われているアイスランド。
暗い時間は部屋にこもり、ちょっと苦味のある
アイスランドのコーヒーを飲みながら、本を読んでるんでしょうね。
だから、朝の時間帯から忙しなく動き回っているのは、観光客くらいです。

暗い時間が長いと落ち込んでしまいそうですが、
そのような負の気持ちを振り払ってくれる美しい朝焼けが、この国にはあります。

イギリスロンドン貧乏生活「年越しアイスランド5」

朝焼けを見るためのベストポイントは、レイキャビックの街を一望できる
ハットルグリムス教会の展望台。教会を入って左側にある受付で、
チケットを購入した後、入り口そばのエレベーターに乗ってください。
展望台は風が吹きさらしなので、防寒対策は万全に。

イギリスロンドン貧乏生活「年越しアイスランド6」

展望台に上がり東方向を見ると、そこには、長い眠りから目覚めた太陽の姿が。
力強さ、そして神々しさを持ち、あるいは時に、畏怖の念すらも抱かせます。
永遠にも似た、この瞬間は、太古の昔から続く、かけがえのない一瞬。
それは、まるで、地球から愛された証であるかのように。静かに。

イギリスロンドン貧乏生活「年越しアイスランド7」

レイキャビックの街は、11時すぎから静かに目覚めます。
展望台から見る街並みは、ミニチュアのような、手作りのあたたかみを感じさせます。

アイスランドの冬は、ウワサ通り、夜がとても長いのですが、
少なくとも、そこで暮らす人たちの表情は、とても穏やかで、
暗い時間をも楽しんでいるように見えました。

アイスランドでは識字率が99.9%という、世界でもトップクラスの高さ。
教育課程の最初のころから、英語を第二外国語(昔はデンマーク語)として学び、
そのほか、デンマーク語、ドイツ語などを学ぶため、多くの人がトライリンガルだといいます。
書店に行けば、アイスランド語の書籍に混じって、英語の本、新聞なども見かけます。
暗い時間を利用して、読書、勉強に励んでいるのかなとも思います。

ロンドンの冬も、どことなくどんより暗い日々が続きますが、
わたしも彼らを見習って、読書や勉強に打ち込もう!

・・・・と思っただけ。何も手につけていない、1月7日現在。完全な休みボケです。
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