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    半年だけの滞在のつもりが、4年間もロンドンに住んでいました。ロンドンでの生活、ヨーロッパ旅行を中心にお届けします。


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2011/05/16(Mon)

【生活】マーラーの8番で大号泣

ブログ更新をさぼり続けたおかげなのか、書きたい欲にかられております。
そして、友人のほとんどが自分らの国に帰国してしまった今、
ブログに費やす時間が悲しいほど豊富にあります。


昨日、日曜日は大作曲家グスタフ・マーラーの『交響曲第8番』を聴きに、
大好きなロイヤルアルバートホールに行ってきました。

イギリスロンドン貧乏生活「マーラー8番」
↑一体、誰がデザインしたんだろうかと頭を抱えてしまうほどイマイチすぎるポスター。
つまり、えらくダサいってこと。もうちょっとカッコよくできたんじゃないかなあ・・・


マーラーの作る曲は、どれも聴くための心構えが必要な、
いわゆる重めの曲が多いように思います(私だけかな?)。
それだけに聴けば聴くほど、「ああ、こんなにも美しい旋律があったのね!」
という新たな発見や驚きがあります。

そして、『交響曲8番』は、マーラーの作品の中でも集大成にして超大作。
別名『千人の交響曲』として広く知られているのは、
この超大作に挑むのであれば、コーラス、オケの編成を
1000人単位にしなくては成しえないという例えなのです。

イギリスロンドン貧乏生活「マーラー8番1」

開演に先駆けて、音大の教授がマーラーと8番について講義をしてくれました。
イギリス人らしい皮肉を含んだジョークを交えつつ、
おおよそ1時間みっちりマーラーについて語ってくれました。
英語がしゃべれなくても、聴き取りなら多少はできるので、
彼の話のうち90%は理解できたかな? 

いつもはステージから最も遠い、最上階の一番後ろの席から見ているのですが、
講義の時間帯だけはアリーナ席に座ることができました。
当たり前ですが、上から見る景色とはまるで違うので、ちょっと興奮。
ロンドンを去る前に一度は大金をはたいて、良い席から良い音楽を聴こう。

イギリスロンドン貧乏生活「マーラー8番2」

開演の10分ほど前からコーラスのメンバーが続々入場開始。
19時30分にはソリスト8人を含む532名のコーラス、115人編成のオケ、
合計647名のメンバーが大作に挑みます。

「these are no longer human voices, but planets and suns revolving」
とマーラーが述べているように、コーラスはコーラスにあらず。
ときにそれは、そよそよと頬を優しく撫でる草原に吹く風のように、
もしくは、恐怖を覚える嵐の夜のように荒々しく、心の琴線に触れてくる。
涙を抑えるなんて、一体どうしてできるのでしょうか。

わたし自身はえらく感動し、それこそ嗚咽がもれるほど泣いてしまったのだけど、
2つ隣の席に座っていたおじさんは、高らかにイビキをかいて寝ていらっしゃいました(泣)。
開演前にパートナーの女性に、あーだこーだ講釈をたれてたくせにねえ。


今年はマーラー没後ちょうど100年なんです。
ここロンドンでは、いつも以上にマーラーを聴くチャンスがあります。
日本でも公演があるようなら、一度は聴きに行ってみてはいかがでしょう?

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