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    半年だけの滞在のつもりが、4年間もロンドンに住んでいました。ロンドンでの生活、ヨーロッパ旅行を中心にお届けします。


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2011/07/22(Fri)

プロムス、始まる!

皆さん、こんばんは。

夏なので毎日のようにビールに酔いしれたいところですが、
残念ながら、すでに冬景色なロンドン。
ビールの誘惑は、朝っぱらからタイツが伝線している
お姉さんのそれに似て、心ひかれるには今ひとつ。

ちなみに、ここ最近のロンドン。
朝晩は12度前後、日中は20度いくかいかないか。
「明らかにアナタ、体温高いでしょ!」とツッコミたくなるような
人でもダウンを着込んでいたりします。軽く落ち込みますよ?夏なのにね。


夏(テラスでビール)をイマイチ楽しんでいないなあと思っていましたが、
毎年7中旬~9月上旬恒例のBBC主催のクラシックイベント「Proms」が始まっていました。

イギリスロンドン貧乏生活「プロムス2011」
↑とってもポップなBBCのサイトから拝借。プロムスはクラシックのお祭りです

紫外線アレルギーなので、グラストンベリー、レディング&リーズといった、
世界的にも超有名な野外フェスには参加できません。
それゆえ、夏のこの時期はあてつけのようにPromsやジャズに集中しております。

18日(月)はProms5。仕事後、ロイヤル・アルバート・ホールへ直行。
この日は世界遺産ともいうべきピアニスト、マルタ・アルゲリッチの
ピアノコンチェルトが聴けるはずでしたが・・・ まさかのキャンセル。
実は6月上旬にも彼女のコンサートがあったのですが、それもキャンセル。
彼女の演奏は二度と聴けない予感がしております。

指揮者のチョン・ミョンフンはピアニストでもあるので、
1回目のプログラム変更の際には、彼の弾き振りということになっていました。
これはきっと大変に面白いよ!って思っていたら、再びの変更です。
おそらくオケ&指揮者は2週間弱で本番に向かったってことなんでしょうね。
さっすがプロ! プロは違うなあ、プロは。


プロムス5の前半は20世紀の作曲家が作る超現代音楽。
このまま音の流れに乗れば、いずれは広い海に出るのかなあと思っていたら、
放り出された先は、うっそうと茂る森の中の小さな湖。
呆然として空を見上げてみたら、木の枝には怪しくも美しい鳥がこちらを見ていた。
というような裏切り、そして一瞬の安らぎがあるような感じ。
ドキドキして声を発してしまいそうな緊張感も、
胸が高鳴るような盛り上げ方も実に素晴らしかったなあ!

パーカッションの小物が勢ぞろい(ドラは大ドラ、子ドラ(?)まで5つ)、
ティンパニは一人で6台使用していましたよ。
吼えまくりの金管の皆さま、さぞかしお疲れでしょう(でも、楽しいはず!)
現代音楽ってちょっと間違えると、ひどいことになるけど、
さすがのチョン・ミョンフン。鳥肌立ちっぱなしでした。


そして、後半はベートーベン作曲、ピアノ、ヴァイオリン、
チェロのための三重協奏曲ハ長調でした。
前半とは一転、ゆるやかな流れに安心して身を任せることができる。
ヴァイオリン、チェロのお二人も素晴らしかったけど、
マルタ・アルゲリッチの代役として出た彼も素晴らしかったなあ。
演奏が終わって日が経過するごとに、彼の演奏が染みてきます。
ソリスト、指揮者で熱いハグをする様子を見て、胸が熱くなりましたよ。

こんなに素晴らしい演奏を聴くことができて、
日本円で2000円するかしないかだもの。プロムス最高!
8月にはヨーヨーマ&ベートーベン交響曲9番です。今から心震える~!

※ちなみに当日券は5ポンドです。
最上階の立ち見席だけど、音を聴くだけなら立ち見でも問題なし!
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