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    半年だけの滞在のつもりが、4年間もロンドンに住んでいました。ロンドンでの生活、ヨーロッパ旅行を中心にお届けします。


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2012/03/28(Wed)

ロンドンにおける交通の歴史(1) 

同僚から「鉄子」と呼ばれておりますが、マニアと言えるほどの知識はありません。
バスや鉄道を見て、もだえる程度かな(飛行機はそれほど興味ない)。

先日、ロンドンのバスのことを書いていたら、乗り物熱にうなされてしまったので、
解熱するために、コヴェントガーデンにあるロンドン交通博物館に行ってきました~。

ただでさえ混雑しているコヴェントガーデン。
滅多なことがない限り、行きたくない場所のひとつですが、博物館のためなら仕方ない。
とは言え、あまりの人の多さにイライラが募るばかり。

イギリスロンドン貧乏生活「ロンドン交通博物館」

この看板を観たときは、ほっとしましたよ~。
TfL(ロンドン交通局の略)のマーク、そして、このフォントも好き!

チケットは大人で13.50ポンド。ちょっと高い~・・・
でも、チケット1枚買えば、1年間有効なんです! 太っ腹!
(そういえば、リーズ城もチケット1枚が1年間有効だったな)

受付でチケットを購入した後、いよいよ博物館内へ入場。
3階建ての当博物館では、ロンドンの交通事情の移り変わりを、
模型や当時の写真、映像を用いて説明されています。

ロンドン最初の交通は、おおよそ想像できると思いますが、馬です。
(世界で初めて、競馬を行った国ですしね~)
1805年に客を取れるドライバー(馬の)が1100人採用され、
1825年には600もの馬車が、毎日、ロンドン市内を駆け巡っていました。

イギリスロンドン貧乏生活「ロンドン交通博物館2」

最初は1頭引きでしたが、2頭引きになると、乗車人数も大幅に増えました。
これは、室内に12名、屋上部分に12名の乗車が可能なようです。
もともと、馬車がスムーズに動き回ることができるよう、電車の線路を配置し、
そこを走っていたようです。2頭引きにより、さらに多くの人を運べる=儲けになる! 
ってことなんですねー。

1900年までには、5万頭もの馬がロンドンにいたようです!
重要な交通手段なので、馬を管理するために、かなり頭を悩ませていたようです。
たとえば、食べ物。どのような食材を入れればいいのか?ですね。
競馬国なだけに、馬に関する知識(商業的な意味で)は
他の国よりも豊富にあったのではないかな?

ちなみに馬が出す糞は、1000トン! しかも毎日!!!
今でも警官が馬に乗りながら、街中を巡回していたり、
サッカーの試合の際には、騎馬兵らが颯爽とやってくるけど、
馬たちって、歩きながらでも糞を落としていく。
藁をかぶしてカモフラージュしているけど、その匂いは強烈。
1頭か2頭分の糞でも、「うへえ」って顔をしかめたくなるのに、当時は1000トンでしょ? 
馬車が行き交う当時のロンドンは、馬糞の香りで充満してたんだろうなあ~。


そのほか、テムズ川も重要な交通網。
1815年には蒸気船が、ケント州のグレイブセンドからグリニッジまで運航。
1850年までには、1万5000人もの人々を毎日乗せて運航していたようです。
これは実に、当時の電車利用者の2倍にものぼる数字!
交通以外にも、交易の場としてテムズは栄えていたので、 
当時のテムズは、今の道路のように船渋滞があったんじゃないかな?

当然事故も相次いだようですが、テムズにいくつか橋がかかり、鉄道のルートが充実するにつれて、
蒸気船による交通は衰退。1884年には、蒸気船を運航する会社は廃業に追い込まれてしまったようです。


世界で最初の線路が使用されたのは、前述したとおり、ロンドンの馬車でした。
これが1803年のこと。その後、1825年には鉄道会社が設立、
1830年に初めて、乗客を乗せた鉄道が走り始めました。

ロンドン中心街には、馬をメインの交通手段としていたため、
鉄道はロンドンの中心からやや離れた場所と、田舎とを結んでいました。
1860年になると、チャリングクロスなどの中心街まで運行。
1900年には15の終着駅を中心地に持つことになります。
これは世界のほかの都市の中でも、群を抜くほどの数字ですが、
その一方で、拡張工事のせいで、10万人もの人が家を失ってしまいました。
(もちろん、犠牲になったのは貧困層)

イギリスロンドン貧乏生活「ロンドン交通博物館3」

拡張工事の末、出来上がった1890年代のキングズクロス駅。
これを見てビックリ。だって、今とほとんど変わらないんですよ!

イギリスロンドン貧乏生活「ロンドン交通博物館4」

ほらね? 
ロンドン各地の写真が展示されていましたが、そのどれもが今と変わりない姿に、
やや驚きました。地震のない国だから、昔からの姿を残しておけるんでしょうね。



・・・やや! 長くなってしまったので、続きは明日の記事で!



London Transport Museum
Covent Garden Piazza
London
WC2E 7BB
http://www.ltmuseum.co.uk/
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