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    半年だけの滞在のつもりが、4年間もロンドンに住んでいました。ロンドンでの生活、ヨーロッパ旅行を中心にお届けします。


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2012/03/29(Thu)

ロンドンにおける交通の歴史(2) 

ロンドンの交通と言えば、赤いバスと地下鉄。
私は閉所恐怖症のため、地下鉄は両の手でも、余る程度しか乗ったことがない。


地下鉄の開通は1860年。これって、世界初なんですよ!
すごいな、ロンドンって。発想力に長けてたんだね。
最初の地下鉄は、パディントンから、ファリンドンまでを結ぶメトロポリタンライン。
続いて、ディストリクトライン、サークルラインが開通しました。
(開通のためには、多くの人が住まいを追われました。犠牲のうえに成り立っている)

イギリスロンドン貧乏生活「ロンドン交通博物館5」

はじめのころは、何と何と、蒸気機関車が地下を走っていたようです・・・
この路線が電化したのは1905年だから、約70年間は煙にまみれていたことになるのか。
閉所恐怖症の私は、間違いなく発狂するだろうな。

当時は、一等車から三等車までのクラスに分かれていました。
一等車は個室で、それなりに優雅な時間を過ごせたようです。
(筆記用具も貸し出されたそうです。手紙を書いていたのか???)
ドアを締め切っているので、駅員が開けにこないと出れないため、
目的地を過ぎてしまう人もいたんだとか。

イギリスロンドン貧乏生活「ロンドン交通博物館14」

当時の料金表です。
知っている駅名があることに、いちいち身もだえしていました。
よく見ると、1st class、2nd class、3rd classに分かれていますね。

1800年初期のロンドンでは、人々は職場の近くに住み、
歩いて出勤をしていたようです。その後、鉄道、地下鉄の拡張工事により、
住む場所を追われた貧困層や、混雑しはじめた中心地に嫌気が差したミドルクラスの人々は、
郊外へ移転し、新たな生活を営むこととなります。交通網の充実は、人々の家を奪うという
犠牲の元に成り立っていましたが、それ以上にロンドンの発展にもつながったんですねー

イギリスロンドン貧乏生活「ロンドン交通博物館7」

ロンドン交通局のポスターは、いつの時代もステキ。
色使い、文字の配置、コピーの量など、すべてがちょうど良い。
ライターのはしくれとしては、毎回、「ほほう」と唸ってしまうのです(えらそう?)。

イギリスロンドン貧乏生活「ロンドン交通博物館9」

これは、ビクトリアラインが開通したときのポスター。
あまりに速くて、快適なので、乗り過ごしちゃうよ!という警告ですね。
なんだか微笑ましい・・・

イギリスロンドン貧乏生活「ロンドン交通博物館8」

以前までの地下鉄。木製の床がいいねー!
そういえば、相模線って電化前は木製の床だったような?

1900年のはじめは、乗客たちは駅で毎日のようにチケットを購入していたようです。
1920年には自動券売機が混雑する駅に置かれたものの、チケットの確認は、
国鉄時代の日本同様、駅員が随時確認していたようです。
完全に機械化するのは1990年代! 発想力のロンドンとしては、導入が遅い!
日本ってどうだったかな? 


そして、ロンドンを代表するバスですが、交通の歴史上に
すぐ誕生するわけではありません。昨日の記事で書いたように、1800年代は馬車が主流。
その後、ヨーロッパ諸国をまねて、トラムが運行することになります。

最初のトラムは1901年。シェパーズブッシュで始まります。
その後、1914年までにはロンドン中心街までルートが延び、
年間800万人もの人々を中心地まで運んだようです。
(1915年ともなると馬車の姿は、街中から消え去ってしまいました)

今でも東ヨーロッパの多くの国で、トラムを見かけますよね。
ロンドンでも昔は、馬車にかわり誕生したトラムが、街中を行き交っていたようです。
ただ、トラムの場合、1920年代から本格的にスタートしたバスよりも
維持費がかかることで、交通局の頭を悩ませていたようです。
運賃を上げても、利益が上がらず、結果的に廃業に追い込まれてしまいます。

イギリスロンドン貧乏生活「ロンドン交通博物館10」

トラムに代わって、1931年にはトロリーバスが運行しています。
これはハーレスデンという、ロンドン北部で撮影されたものです。
ルート666(番号が気になる・・・)は、ハーレスデンからロンドン西部の
ハマースミスまで運行していたようです。結構な時間がかかったんじゃないかな。

イギリスロンドン貧乏生活「ロンドン交通博物館11」

カラーだとこんな感じ。
昔から、ロンドンのバスのカラーは赤だったんですね~! 素敵だなあ。

イギリスロンドン貧乏生活「ロンドン交通博物館12」

トロリーバスよりも少し前の1921年には、現在でもおなじみのロンドンバスが運行開始です!
左のバスは、今でも走っていますが、右のバスは見たことがない。
ああ、なんてステキなんだろう・・・。
天井部分が低い、階段から転落する恐れがあるなど、問題はあるけど・・・
ルートマスターの全線復活を願ってやみません。

交通博物館に行ってしまったおかげで、ますます新型バスへのガッカリ感が募ってきました。
1年間のパスがあるから、つらくなったら、かわいいバスたちに会いに行こう・・・

London Transport Museum
Covent Garden Piazza
London
WC2E 7BB
http://www.ltmuseum.co.uk/
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