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    半年だけの滞在のつもりが、4年間もロンドンに住んでいました。ロンドンでの生活、ヨーロッパ旅行を中心にお届けします。


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2012/05/17(Thu)

屋根裏部屋を作っちゃいましょうか

先日、日本から2年半ぶりに戻って来た友人カップルは、
1カ月かけて、彼氏さんがすべての部屋のカーペットの張り替えとペンキの塗り直していた。

「業者に頼めばいいじゃん」

事もなげに言う私に対して友人は、まんまるの目を、更に見開きながら、

「お金がもったいないわ! できないことなら頼むけど、これはできることだもの!」
と、やや声高に言う。

・・・あなたがやるんじゃなくて、彼がやるんでしょ?
なーんていうツッコミは、美味しくないコーヒーと共に胃の中に流し込む。
そういえば、この国の皆さんはDIY精神が根付いてるんだった。


友人の彼氏さん同様、うちの大家さんも基本的に「何でもやる」。

昨年は彼らの居住空間である地下(日本とは違って、光が差し込む明るい地下です)にある、
簡易シャワー、トイレを壊し、広めのキッチンを造っていました。
家を支えてるんじゃないかなあ~?と思うような壁や柱を、ガンガン壊してたなあ(怖)。
今年は感電しながら電気式のシャワーを取り換えたり、外壁のペンキを塗り替えたりしています。

昨年のような大規模修繕はしないのかなあ?と思っていたら・・・

イギリスロンドン貧乏生活「大家さんの趣味」

何やら作業した後が・・・。一体、何を・・・。
どうやら、私が会社から戻ってくるころには作業を終えているようです。
大家さんと同居とは言え、彼らは1日のほとんどを地下のリビングで過ごしているため、
3階部分に住んでいる私は接点がありません。ゆえに、「何してたの?」なんて聞くきっかけもない。

何してんだろうなあ~?? 
アレコレ考えていたある日。ジムから戻ってくると、まさに作業を終えたらしい大家さんの姿。
小さな顔をスッポリ覆うようなマスクは真っ黒。
目を保護するためなのか、スキーのゴーグルのようなものも真っ黒。

「ビックリしただろう。作業はもう終わったよ」

いつものように目を細めて微笑んでいるのだろう。マスクが上下している。

「屋根裏に何か作ってるの?」
「ああ。娘がロンドンに遊びに来るときに、のんびりできるよう部屋を造ってるんだ」
「ええ!? 部屋を?? そんなスペースあるの?」
「実はあるんだよ。観てみるかい?」

彼に促されるように、屋根裏に通じる階段を昇る。
階段と言っても、力をかけたらパキンと折れてしまいそうな、頼りない折り畳み式のハシゴ。
一段、一段昇るたびに、足元がグラグラ揺れる。

「怖いよ~」
「大丈夫、大丈夫。ほら、もう一段!」

楽しそうな声でせきたてる。
幼少のころから、ジャングルジムやアスレチックの類が苦手な私は、
不安定な足場に心の底から震えていた。ちらりと振り返ると、ニコニコ笑顔の大家さん。

・・・いつもお世話になっているのに、ここで引き返せない。

意味不明な責任感を感じ、やっとこさ屋根裏が見える位置まで昇る。依然として、足元ぐらぐら。
「部屋を造っている」という屋根裏は、なるほど、確かに広い。
おそらく大人2人は余裕で過ごせるのではないか。

でも・・・

「ほこりまみれだよ~・・・(泣)真っ暗だよ~・・・」
「はは。だから、私の顔がススだらけなんだ。窓はこれからつけるから、明るくなるぞ!」

・・・そ、そうか。窓を造るのか。
つまり、屋根の部分をくりぬくってことか・・・。大丈夫かな・・・。
屋根裏の下は、私の部屋だからなあ。雨漏りしなきゃいいけど。

「それにしても、部屋造りがこんなに大変だと思わなかったよ」

そうだと思うよ。今まで物置だったんだからね。

「ほこりがすごくて息苦しいんだ!1時間も作業できないぞ!」

・・・今すぐ業者を呼んでください(泣)!!!

屋根裏部屋が無事に完成したら、1泊だけさせてもらおう。
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