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    半年だけの滞在のつもりが、4年間もロンドンに住んでいました。ロンドンでの生活、ヨーロッパ旅行を中心にお届けします。


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2012/05/19(Sat)

再び灼熱の街、トレドへ

雨のセゴビアの翌日は、朝7時台のバスに乗るべく早起き。

ロンドンだったら朝6時ともなれば、すでに太陽が顔を出しているのに、
スペインは7時になっても、太陽の光よりも、夜の闇が強い。つまり、暗い。

マドリードで往復チケットを購入した場合、乗車前にチケット販売所で
乗りたい時間のバスを予約してもらわなければなりません。
平日7時台だったからなのか、マドリードまでは100%の乗車率。
ざっと見たところでは、学生さんが主で、チラホラと通勤客がいる感じかな?

マドリードに到着したら、メトロ6番線に乗り、「Plaza Elitica」で下車。
改札を出て、そのまま直進すると、トレド行きのチケット販売所があります。
ALSAというスペインでも多くの都市を巡っているバス会社が、
マドリード、トレド間の運行を行っています。
直行なら1時間程度ですが、途中いくつかのバス停で停まる場合は1時間30分程度。

イギリスロンドン貧乏生活「春のトレド」

バスターミナルから徒歩15分ほどで、トレドの旧市街の入口に着きます。
この日は雨の予報でしたが、日ごろの行いが良いのか、やや青空が見えます。ふふ。
正門なのかな? バスターミナルから近い、この門も良いのですが、おすすめは・・・

イギリスロンドン貧乏生活「春のトレド2」

旧市街の奥にある、こちらの門からの旧市街入りがおすすめ。
正門からは見えない、旧市街の全景を対岸から見ることができます。

イギリスロンドン貧乏生活「春のトレド3」

川岸まで降りて行くと、このような景色が広がっています。
お休みしていたカモたちが、ビックリしたように逃げていきました。ごめんね・・・

到着時は曇っていたのに、このときには汗が噴き出すような暑さ!
昨年この地を訪れたときは、40度近くまで気温が上がっていました。
喉はヒリヒリと焼けつき、疲れた体を滅多打ちするかのような太陽の光・・・ トラウマになってます。

イギリスロンドン貧乏生活「春のトレド4」

日影に入れば、ちょっとは涼しいんだけどね。

イギリスロンドン貧乏生活「春のトレド5」

ひとたび太陽の下に出ると、汗がブワっと吹き出るような灼熱っぷり。
ロンドンで3年半ほど住んでいるから、暑さへの耐性がより低くなっているのでしょう。
灼熱だけど、橋からの眺めは実に美しい。
トレドの空の色は、とても透き通った青なんだよね。

イギリスロンドン貧乏生活「春のトレド6」

トレドは画家エル・グレコが定住し、数々の絵を残したと言われています。
彼の作品の風景画の多くは、ここトレドがテーマなのです。
周囲を川に囲まれた、孤独の街トレド。
迷路のような街を歩いていると、中世にタイムトリップしたような気分になります。

イギリスロンドン貧乏生活「春のトレド7」

世界遺産指定となっている、トレド大聖堂は1493年に完成したと言われています。
太陽の光が注ぐ窓の周囲で歌い、踊りながら、地上へ舞い降りてくる天使たち。
その表現は、絵から彫刻。天使たちが実体を持った、ということなのでしょうか。
実に見事なのですが、内部は撮影禁止。残念。

イギリスロンドン貧乏生活「春のトレド9」

青空広がるトレドは、夕方には一変。
雨をたっぷり含んだ、不穏な雲がどこからかやってきました。

ああ・・・ 雨が降るかも・・・

と思った瞬間、スコールのような雨。
ロンドンのような態度の変わりように、慌てるやら、何となく懐かしいやら。

イギリスロンドン貧乏生活「春のトレド10」

トレドの旧市街には、何百年もそこにいたと思われるような建物が、
周囲の景色と馴染み、のんびりと佇んでいます。
ボンヤリ歩いていると、そのまま通り過ぎてしまいそうだ。

イギリスロンドン貧乏生活「春のトレド11」

前回は日帰りでしたが、今回はセゴビア同様、あえて宿泊してみました。
ホテルから観るトレドの夜景は、木箱の中にこっそり隠しておいた、
キラキラ光る宝石をこっそり観るかのような、「私だけ」の特別感。

灼熱の光を降り注いでいた太陽は、いつの間にか姿をひそめる。
少しの暖かさも、少しの光も、海の底に沈めてしまう。
たった一人、取り残された孤独感は、かのエル・グレコも味わったのでしょうか。

でも、私はまだいい。ずっといい。
この暖かい夜景が包み込んでくれるのだから。
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