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    半年だけの滞在のつもりが、4年間もロンドンに住んでいました。ロンドンでの生活、ヨーロッパ旅行を中心にお届けします。


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2012/05/22(Tue)

2つの宗派が同居するメスキータ

コルドバ観光の目的は、世界遺産指定のメスキータ!

イギリスロンドン貧乏生活「コルドバ」

ひまわりが咲いていますが、この日はダウンが必要な気候。寒い。
メスキータのある歴史地区までは、タクシーが便利です。10ユーロもしません。
私たちが宿泊したホテルは、メスキータから徒歩10分ほどの場所だったので、
まずは荷物を置き、身軽になった後、観光開始です。

イギリスロンドン貧乏生活「コルドバ2」

今でこそ小さな街となったコルドバは、後ウマイヤ朝の首都だったころは栄華を誇ったといいます。
特に10世紀になると、人口50万人を抱える、西欧でも最大の都市だったようです。

後ウマイヤ朝以前に、この土地を支配していた西ゴート王国は、
キリスト教徒以外を鎮圧していたと言いますが、
後ウマイヤ朝では、その反対。つまり、宗教と民族の共存を目標としていました。
この「自由」こそが、コルドバと西欧最大の都市へと発展させたんでしょうね。

メスキータは、後ウマイヤ朝がイスラム教徒の信仰の場として、
もともとこの土地にあった、「聖ビサンテ教会」買い取り、新たなモスク建設を行っています。
記録によると8世紀末とあるので・・・・ 700年代の建物ってことになりますね!

イギリスロンドン貧乏生活「コルドバ3」

アーチ上部の赤と白の縞模様が印象的な、「円柱の森」。
聖地メッカに向けて祈りをささげる場所です。
人口増加に伴い、歴代の王はモスクを拡張していき、最終的には2万5000人の収容が可能となりました。
円柱と縞模様の連続は、宇宙を思わせるような無限の広がりがあります。

イギリスロンドン貧乏生活「コルドバ5」

後ろを振り返ると、ぞっとするような静けさが広がります。

イギリスロンドン貧乏生活「コルドバ4」

キリスト教勢力によるレコンキスタ(国土復活)により、13世紀になるとコルドバは、
カスティーリャ王国が統治することになります。同時に、メスキータは、
カトリック教会の場として使用されることになります。

円柱の森は、天井から光を取り入れる窓がないのですが、
聖堂となる部分は、それがある。イスラム教建築と、キリスト教建築の違いでしょうか?

イギリスロンドン貧乏生活「コルドバ6」

王室礼拝堂の天井部分。
ここの入り口は封鎖されているため、中を観ることができません。

イギリスロンドン貧乏生活「コルドバ7」

円柱の森から突然出現するのは、キリスト教の大聖堂。
あまりの違い。この、あまりの違いに、ただただ呆然とするばかり。

イギリスロンドン貧乏生活「コルドバ8」

時の国王カルロス1世は16世紀に、キリスト教徒の祈りの場として、
モスク中央部にこのような聖堂を建設させたと言われています。

イギリスロンドン貧乏生活「コルドバ9」

左側の薄暗い空間は、イスラム教徒のモスク。
そして、右側の白を基調とし、空の光をたっぷり取りこんだ空間はキリスト教徒のための聖堂。
おそろしく奇妙。こんな建築物は観たことがない。

かつてこの土地を支配した、イスラム教徒たちは中心部の部分に設置された、
この聖堂を観て、どのような気持ちになるのだろう・・・
世界遺産たるべき建築物ですし、観るべきものだと思う。
でも、このモヤモヤした気持ちを考えると、
私にとってのメスキータは、負の世界遺産に分類されるのです。うまいこと言えないけど。

イギリスロンドン貧乏生活「コルドバ10」

モヤモヤするメスキータのそばには、花の小道があるんです!
観光地のようで沢山の人がつめかけていました(記念写真を撮るアジア人もたっぷりだ!)。

イギリスロンドン貧乏生活「コルドバ11」

小道を進むと、小さな広場に出ます。
広場から先へは進めないので、花を愛でた後は元の道へ戻りましょう。

イギリスロンドン貧乏生活「メスキータ」

元の道へ戻るときに気付いた。
建物の間に見えるアレは・・・・「メスキータ!!!!」。モヤモヤする~。
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