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    半年だけの滞在のつもりが、4年間もロンドンに住んでいました。ロンドンでの生活、ヨーロッパ旅行を中心にお届けします。


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2012/06/12(Tue)

1986年発足のオケ、The Orchestra of the Age of Enlightenmentを聴いてきた!

ブログには書いていませんが、今年はちょくちょくコンサートに行っています。

今回は、ベルリンフィルの主席指揮者であり、ナイトの称号を持つ、
指揮者サー・サイモン・ラトル目当てでした。

イギリスロンドン貧乏生活「サー・サイモン・ラトル3」

↑この人ね。1955年リヴァプール生まれ。まだ57歳。
30代のころに、ナイトの称号を受けたようです。才能あふれる人なんだなあ。

サイモン・ラトルを知ったのは、今から10年以上前だったかな?
ベルリオーズの『幻想交響曲』が格安で売られていたので、たまたま手にしたことがきっかけ。
初めて聴いたとき、あまりの衝撃に呆然となりましたよ。
それ以来かな? 彼への片想いは。

そして、曲目も魅力的! コンサートで聴きたいと思っていた、
ラヴェルの『左手のためのピアノ協奏曲』! 曲名の通り、奏者は左手のみで演奏します。
この曲は、ラヴェルの友でピアニストのウィトゲンシュタインが、
戦争で右手を失ってしまったため、左手だけでも演奏できる曲を依頼したことに始まります。

あまりの難しさに、ウィトゲンシュタインは楽譜通り弾くことができず、
さらには技巧のみにこだわり、音楽性がないと否定したため、
ラベルと彼の友情は、この曲で終わってしまったようです(悲)。
(ウィトゲンシュタインは、哲学者の兄になります)

イギリスロンドン貧乏生活「サー・サイモン・ラトル」

本日のオケは、The Orchestra of the Age of Enlightenment
「はて? どこの国のオケ?」と思い、調べてみると、なんとロンドン発足でしたよ。
しかも、1986年。発足してから30年も経っていない、若いオケなんです。

可能な限り、その時代の楽器を使い、当時の音を再現しよう!
という想いを元に、演奏家たちが集合して、このオケを設立させたのです。
それゆえ、首席指揮者や音楽監督なる人は存在しません。
(サー・サイモン・ラトルがこのオケに属しているということは、音楽監督としての位置づけなのかな?)
若いオケだからなのか、若い演奏者の姿もチラホラ。

今回はラヴェル、ドヴュッシーという近現代の曲がメインだったため、
古楽器の登場はありませんでした。残念~。
・・・とは言え、演奏は素晴らしかったです。特にフルートの音色は素晴らしかった!

イギリスロンドン貧乏生活「サー・サイモン・ラトル2」
↑演奏終了後に撮影。大歓声が会場を包んでいました

ラヴェルの左手を演奏したフランス人ピアニスト、Pierre-Laurent Aimardは、
最初から最後まですさまじかった。本当に片手のみで演奏しているのか
疑わしくなってしまうけど、わたしの座席から彼の手元はしっかり観ることができる。
とても信じられないことだけど、確かに、彼は左手のみで演奏していました。
理解を超える演奏を前に、息を吸うことを忘れ、ただただ聴き入っていました。


昼ころに起きて、自宅でひたすらまったりしていたうえに、雨の予報。
正直、直前まで行く気になりませんでしたが・・・、行って良かった。
この日のコンサートは、2012年で1、2位を争う素晴らしいものだった。

次は、このオケの本領を発揮する古い時代の曲を聴きに行こう。 
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