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    半年だけの滞在のつもりが、4年間もロンドンに住んでいました。ロンドンでの生活、ヨーロッパ旅行を中心にお届けします。


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2012/10/10(Wed)

537年完成! ビザンチン建築の傑作・アヤソフィア!

ブルーモスクの対面に建つ、威風堂々といった様子のアヤソフィア。
イスタンブールを訪れたら、必ずや訪れたい場所です!

イギリスロンドン貧乏生活「イスタンブールのアヤソフィア」

ブルーモスクとは、外観の様子がちょっと異なりますよね。
その理由は、アヤソフィアがもともとキリスト教会だったからなんですよ。

最初の建築は、今から遡ること約1600年前の360年。
この地をローマ帝国が支配していたころになります。
395年になるとローマ帝国は東西に分裂し、西側は100年もたたぬうちに滅亡。
コンスタンティノープル(現イスタンブール)を首都に定めた
東ローマ帝国(ビザンチン帝国)は、1453年までこの地を統治することになります。

現在のアヤソフィアは、東ローマ帝国時代の火災、崩落により、
3度もの改修を経て完成したものになります。といっても、完成は537年。
日本では、聖徳太子がまだ生まれていない頃なんですねえ。
そう考えると、ローマ帝国ってすごいなあって思ってしまう。

イギリスロンドン貧乏生活「イスタンブールのアヤソフィア2」

東ローマ帝国が滅亡した1453年以降は、オスマントルコ帝国がこの地を統治。
それと同時に、アヤソフィアはモスクへと姿を変えることになります。

ご存知の通り、イスラム教では偶像崇拝を禁止しているので、
アヤソフィア内に施された美しいモザイク画は、すべて塗り固められてしまいます。

イギリスロンドン貧乏生活「イスタンブールのアヤソフィア6」

内部には、アラビア文字が書かれた(預言者の名前などが書かれているようです)
巨大な円盤や写真手前のミンバルと呼ばれる説教壇が設置されています。

イギリスロンドン貧乏生活「スタンブールのアヤソフィア13」

アヤソフィアは現在、宗教施設としてではなく、博物館として公開されています。

ブルーモスク以上に大きなドームを持つアヤソフィアは、
幾度もの間、亀裂や損壊などの危機にさらされてきました。
その修復を行うたびに、美しいフレスコ画が日の目を見ることになります。
その結果、ビザンチン美術、イスラム美術が融合する極めて珍しい建築物として、
1985年に世界遺産に指定されます。

それにしても、この写真の上部に描かれた「聖母子」のモザイクの存在感といったら!
左右にアラビア文字が書かれた円盤やお祈りのためのミフラーブ(写真下)があるのに、
「ここはキリスト教会でした」と言わんばかりの威圧感です。怖いくらい。

イギリスロンドン貧乏生活「スタンブールのアヤソフィア12」

最近注目されているのは、天井に描かれた天使セラフィムの顔。
4人の天使のうち、左の天使だけ顔が現れていますよね。
偶像崇拝を禁じているイスラム教では、それまで他の3人の天使のように、
羽で顔を覆い隠していたようです。顔が見えるようになったのは、修復作業の結果なんですね。

イギリスロンドン貧乏生活「イスタンブールのアヤソフィア8」

ちなみに、セラフィム自体はとても大きく描かれています。
2階部分から撮ってみました。写真左上がセラフィムです。・・・大きさが分かるかな?

イギリスロンドン貧乏生活「イスタンブールのアヤソフィア9」

2階の部屋の壁一面に描かれたであろうモザイク画『デイシス』は、損傷が激しいものの、
キリスト教徒ではない私でも、その美しさにハッとさせられます。

『デイシス』とは、ビザンチン美術や正教会におけるイコンのこと。
中央にキリスト(ビザンチン美術においては、ハリストスと言うようです)が座り、
左側にマリヤ、右側に洗礼者ヨハネが立っている構図が一般的(?)のようです。

イギリスロンドン貧乏生活「イスタンブールのアヤソフィア10」

ハリストス(キリスト)は左手に聖書を携え、右手は祝福する形になっていますね。

イギリスロンドン貧乏生活「スタンブールのアヤソフィア14」

そして、出口の扉の前で必ず後ろを振り返ってくださいね!
保存状態の良い『聖母子、ユスティニアヌス1世とコンスタンティヌス1世』があるんです!
1050年ころに完成したとは思えませんね。素晴らしいです。

イギリスロンドン貧乏生活「スタンブールのアヤソフィア15」

●アヤソフィア(Ayasofya Muzesi)
宗教施設ではないので、モスクがお祈りの時間のときに来るか、
あるいは最終入場時間の16時ギリギリがいいかも? 
月曜日がお休みなので要注意!!

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