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    半年だけの滞在のつもりが、4年間もロンドンに住んでいました。ロンドンでの生活、ヨーロッパ旅行を中心にお届けします。


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2012/10/17(Wed)

美しいモザイクとフレスコ画がお出迎え。カーリエ博物館

アヤ・ソフィアに並ぶ、ビザンティン美術の最高傑作を観ることができる
カーリエ博物館。規模は小ぶりながら、アヤ・ソフィア以上に感動しました。

観光客が少なめなのは、カーリエ博物館って行きにくい場所にあるからなんです。
聞いたところによると、日本人向けのツアーってカーリエが入っていないんだとか。
入っていない場合は、自力でがんばって行ってみてください。
よく分からなくても、親切なトルコ人が商売抜きで教えてくれます。

イギリスロンドン貧乏生活「イスタンブールのコーラ美術館」

私たちはエユップのフェリー乗り場のそばより、ミニバスに乗って向かいました。

バス停の表示を見てもサッパリ分からない。でも、方角的には合っているので、
やってくるミニバスを止めては、「カーリエ? テオドシウス?」と質問。
「テオドシウス」は、カーリエそばにある城壁のことなんです。
とりあえず、城壁まで連れてってもらえれば何とかなるかなと思ったんですねえ~(適当)。

2台めのバスがどうやらカーリエに向かうらしいので、ワクワクしながら乗車。
ミニバスはイスタンブールカードが使えないので、いくら払えばいいか分からない。
どうしようかなと思っていたら、すっごくキレイなトルコ人女性が、
片言の英語で「カーリエに行くんだったら1.50よ」と教えてくれました。

後ろに座っていた男性が、すかさず立ちあがり、友人に席を譲ってくれたり、
おばあちゃんが乗ってきたら、みんなで乗車を助け、乗車料金をお金リレーしながら、
運転手に渡したりと、自然な心遣いが行き届いていました。あたたかい・・・

しばらく乗っていると、再びキレイな女性が「次で降りるのよ」と合図。
それを聞いたオジサンが、運転手に「次で降りるってよ!」というようなことを
トルコ語で伝えていました。何から何までお世話になりっぱなしだ。

バスを降りた後も、ちょっと道に迷ってしまったのですが、
通りすがりのオバちゃんやコンビニの夫婦が、「アッチだよ」って笑顔で教えてくれるんです。
観光客を狙う輩もいるんだろうけど、本来のトルコ人って心優しい人たちばかりなんだろうな。

イギリスロンドン貧乏生活「イスタンブールのコーラ美術館2」

みんなのおかげでカーリエ博物館に到着! 水曜日は定休日なのでご注意を!

イギリスロンドン貧乏生活「イスタンブールのコーラ美術館3」

カーリエ博物館は、もともと5~6世紀ごろに「コーラ教会」という名で誕生。
東ローマ帝国時代には、さまざまなフレスコ画、モザイクなどを施し、
教会として多くの人たちの信仰の場になったといわれていますが、
オスマン帝国がこの地を支配するようになると、アヤ・ソフィア同様、
偶像を封じるため、美しい画はすべて漆喰で塗り固められてしまいます。

しかし、1948~58年にビザンティン美術研究者たちにより、上塗りが除去され、
美しい画たちが約500年ぶりに、日の目を見ることになったのです。

イギリスロンドン貧乏生活「イスタンブールのコーラ美術館4」

天井画となっている「生神女と大天使」。
光が入り過ぎちゃって、よく分からなくなっちゃいました・・・

イギリスロンドン貧乏生活「イスタンブールのコーラ美術館5」

アヤ・ソフィアの「デイシス」同様、有名なイコン「主の復活」。
ハリストス(キリスト)がアダムとエヴァ(イブ)の手を取り、地獄から引き上げるシーン。
「主の復活」は別名、「ハリストスの地獄降り」とも言われています。

イギリスロンドン貧乏生活「イスタンブールのコーラ美術館6」

この天井画のすべてのモザイクは、何時間でも観ていたいほど美しいですよ!
漆喰で塗り固められていたからなのか分かりませんが、
保存がしっかりしているんですよね。とても色鮮やか。

イギリスロンドン貧乏生活「イスタンブールのコーラ美術館8」

もちろん、すべての画が無事というわけではありません。
中には、このようにはげ落ちてしまったものもあります・・・・。残念だ。

イギリスロンドン貧乏生活「イスタンブールのコーラ美術館9」

カーリエにも、「デイシス」の画があります。
アヤ・ソフィアと同時代のものだからなのか、ハリストス(キリスト)の表情がそっくりですね。
もしや・・・・同じ人が描いたのかな・・・・。そうだとしたら、心震えるなあ。

小規模とはいえ、心に与える衝撃たるやアヤ・ソフィア以上。
お時間があれば、ぜひぜひ訪れてみてくださいね!

●おまけ

イギリスロンドン貧乏生活「イスタンブールのコーラ美術館10」

カーリエ博物館には、のらネコちゃんが沢山住みついていました。
あたたかな日ざしを浴びて、みなさんぐっすり昼寝中~
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