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    半年だけの滞在のつもりが、4年間もロンドンに住んでいました。ロンドンでの生活、ヨーロッパ旅行を中心にお届けします。


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2012/11/13(Tue)

聖なる井戸とエンジェル・シート

グラストンベリーは、音楽フェスの聖地(私にとっては)であると同時に、
英国一番のパワースポット。訪れるまでまったく知りませんでした。

ロンドンから、はるばる3時間くらいかけて訪れたグラストンベリー。
フェス会場を観るだけではもったいないので、ついでに観光もしてみました。
「ついでに」のつもりが、この日帰り旅行の「メイン」になっちゃうんですけどね。

腹ごしらえの後、最初に訪れたのは「The Chalice Well」。
日本語に訳すと「チャリスの井戸」。ただの井戸かと思ったら、大間違い!

イタリア・ルネサンスを代表する大芸術家、レオナルド・ダ・ヴィンチの作品、
『最後の晩餐』に登場する「聖杯」。この「聖杯」が埋められていたらしいのです!
あの晩餐には、イエスをはじめ、多くの弟子たちが参加していたので、
この井戸に埋められていた「聖杯」は、誰が使ったものかは分かりません。
ただ、イエスが亡くなったときの血を受け、それをイエスの遺体を引き取った、
アリマタヤのヨセフが埋めたという説もあります。

ちなみに「Chalice」は、日本語に訳すと「聖杯」。
そのまんますぎて信憑性にかける気がするけど・・・、信じましょう!

チャリスの井戸までの道のりは、とても簡単です。
ハイストリートをそのまま道なりに進み、途中の大きな十字路で左折します。

イギリスロンドン貧乏生活「グラストンベリー8」

左折すると、アーサー王の遺骨が発見されたというグラストンベリー・トーが見えます。
これだけ見ると、どんだけ遠いんだ?と気が遠くなりますが、大したことありません。
この道を直進してT字路にさしかかったら、右折します。

イギリスロンドン貧乏生活「グラストンベリー9」

到着! 観光地化されているので、見過ごすことは無いと思いますよ!

受付に行くと、おばちゃんはうたた寝の真っ最中。
あまりに幸せそうな顔で寝ているもんだから、起こすのも悪いなあ~、
でも、時間が限られているからなあ~と迷っていたら、体をビクンと震わせた後、
パッと目を覚ましていました。何となく気まづそうなおばちゃん。
寝入り間近に、体がビクッとすることあるよね~。気にしなくていいよ~。

そうそう、入場料は4.10ポンドでした。

イギリスロンドン貧乏生活「グラストンベリー11」

チャリスの井戸には、素敵なガーデンも併設されています。
夏が終わってしまったので、庭は期待できないかもと思っていましたが、
そこはガーデニングの国、イギリス。キレイに整備されていました。この花は毒々しいけど。

イギリスロンドン貧乏生活「グラストンベリー13」

シーズンオフのため、観光客の姿はほとんどありません。
シーンと静まり返った中で、時おり鳥たちが歌う。癒されますねえ。

イギリスロンドン貧乏生活「グラストンベリー16」

ライオンヘッドから出ているお水は、聖杯が埋められた井戸からのもの。
不思議なことに、その水温は常に11度。寒くても、暑くてもね。
鉄分を多く含んでいるため、水が注がれたコップ、岩は紅色に変色しています。
そのため、「血の泉」としての別名も持つようです。

ライオンヘッドのそばに座っていたおじちゃんから、
「この水を飲むといい。生命のエッセンスなんだよ」なる情報をいただいたので、
やや躊躇しながらも、飲んでみたところ・・・・

鉄の味しかしない。

こ、これが生命のエッセンスか・・・。深い・・・。
お世辞に言っても美味しくないし、できれば吐きだしたかったけど、
「どうだい?」って、おじちゃんが聞いてくるもんだから、
ゴクリと飲みこんだ後、「ナ、ナ~イス」なんて言ってしまった。嘘ついてゴメン。

イギリスロンドン貧乏生活「グラストンベリー14」

ライオンヘッドの水は、このVesica Poolまで至ります。見事な変色っぷりですよね。

ペットボトルを2つ持っている人もいたけど、あの水を2リットルも飲むのだろうか・・・
それとも、料理に使うのだろうか・・・(悩)。

イギリスロンドン貧乏生活「グラストンベリー17」

個人的に最も気になっていた「エンジェル・シート」。

ここは、あのジョン・レノンが世界的に有名な「イマジン」のインスピレーションを
受けた場所と言われています。私も何らかのインスピレーションを受けたりして!
なんてワクワクしていましたが・・・ 何もなし! 

イギリスロンドン貧乏生活「グラストンベリー18」

「エンジェル・シート」と言われているだけあって、祈りをささげる天使の像が設置されています。
ここにジョン・レノンが座ったのか・・・ 私も座ってみましたが、前日に雨が降っていたらしく、
お尻が冷たくなるだけでした。天才と凡人との違いか・・・

イギリスロンドン貧乏生活「グラストンベリー19

いよいよ、チャリスの井戸です! 敷地内の一番奥に設置されています。

ここに至るまで、観光客の姿をほとんど見かけなかったのですが、
井戸の周囲には5人もの人々が集い、瞑想の最中でした。
手を広げ、何かを唱えたり、空を仰いでみたり・・・。
わたしには分からない世界だけど、分かる人にとっては重要な場所なんでしょうね。

イギリスロンドン貧乏生活「グラストンベリー20」

聖地を侵すような気がしましたが、後からやって来た観光客に乗じて、
わたしもチャリスの井戸を撮ってみました。ここに聖杯が埋められていたのか・・・
もっとじっくり観てみたかったのですが、瞑想する人たちの邪魔になるので、
そそくさとその場を退散することにしました。

さあて、お次は、グラストンベリー・トーだ!!
と意気込んでいると、ライオンヘッドの前にいたおじちゃんが、
明らかにわたしの元へ歩み寄ってくるではないですか。

「これを持って行きなさい(ニッコリ)」

と言って差し出すは、生命のエッセンスで満たされたペットボトル。
一口でウンザリしたのに、500mlも飲めるわけない・・・!
心で悲鳴をあげながらも、口から出てきた言葉は、

「サンキュ~・・・(ニッコリ)」

ああ! どうして、本当のことを言えないの、わたし!

追記)
いただいたお水は、もちろんすべて飲みましたよ! 破棄するなんて失礼だもの。
何度も吐き出しそうになったけど(何の修行だ?)、
生命のエッセンスは、酒にまみれた内臓を浄化してくれたことでしょう!
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