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    半年だけの滞在のつもりが、4年間もロンドンに住んでいました。ロンドンでの生活、ヨーロッパ旅行を中心にお届けします。


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2012/11/22(Thu)

イングランド本土最西端、ランズ・エンドへの道

帰国日が迫る10月のある日、わたしは夜行バスに乗り、
イングランド南西端の州、コーンウォール内のペンザンスという町を目指していました。

イギリスロンドン貧乏生活「ランズエンドへの道」

夜行バスの出発時間は、夜の23時すぎ。
その前に友人らと食事をしていたので、実はギリギリの乗車でした。

ペンザンスまではNational Expressの夜行バスで約9時間くらいかな?
スコットランドのグラスゴーへ夜行バスで行ったときは約8時間。
グラスゴーのほうが遠いイメージなのに、なぜかペンザンス行きのほうが乗車時間が長い。
その理由は、直行ではなく、ヒースローやバースなど、ちょくちょく停車するからなんです。
停車のたびに運転手の声で起こされるので、短時間で深い睡眠を得られない人にはキツイかな?

イギリスロンドン貧乏生活「ランズエンドへの道2」

途中から深く眠っていたようで、いつの間にか海沿いに出ていました。
朝日の美しいこと、美しいこと。夏時間だったら、この景色は見られなかっただろうな。

ちなみに、ペンザンスまではパディントンから電車で行くこともできます。
しかも! イギリスでは2路線しか走っていないという、貴重な寝台列車ですよ!
乗り物好きは必見のレア列車ですが、あいにく寝台車のみ売り切れでした。そして、高い。
(もうひとつの路線はロンドン-スコットランドですよ!)

イギリスロンドン貧乏生活「セントマイケルズマウント11」

ペンザンスへようこそ~! と出迎えてくれています。石碑が。

英語の下に書かれた文字は、コンウォール語になります。
一時、話者の不在により断絶の危機に瀕していましたが、英国政府により復活対象の
言語として認定されて以来、保護活動が進められているようです。

ここからの目的地は、イングランド最西端の地ランズ・エンド!

イギリスロンドン貧乏生活「オリンピック聖火を運ぶ」

ランズ・エンドといえば、記憶にも新しい聖歌リレーの出発地でしたね。

黄色く塗装されたブリティッシュ・エアウェイズの「The Firefly」が、
ギリシアから聖歌を運んでいました。そんで、ベッカム先生が聖火台に火を点すのです。
何度観たことだろう、これら一連の映像を・・・・
ちなみにベッカムはランズ・エンドではなく、ペンザンスから近い町に登場しています。
さすがにランズ・エンドの地に飛行機は着陸できませんからねえ。

イギリスロンドン貧乏生活「ランズエンドへの道3」

ランズ・エンドまではバスで一本です。シーズン中は特別観光バスが運営されていますが、
シーズン外はローカルのバスで、のんびり、ゆったり行くしかありません。
ローカルバスは、Western Grey Hound社が運営しています。
ほかのバス会社もあるのですが(写真奥)、ランズ・エンド行きはこの会社しかないかな?

National Expressの夜行バスでペンザンスに到着した場合、
9時10分発の504番に乗車すると10時15分には、ランズ・エンドに辿りつきます。
レンタカーだったら15分~20分程度で行けるかもしてませんね。
何しろローカルなので、集落をアチコチ巡るため、時間ばかりがかかります。
(わたしは田舎町の風景が大好きなので、ヨダレを流す勢いで車窓を眺めています)

★バスの時刻表はコチラ
504(日曜日はお休み)
http://www.westerngreyhound.com/route_pdf2/504.pdf

イギリスロンドン貧乏生活「ランズエンドへの道4」

ランズ・エンドに到着~!
いやー、びっくりするほど観光地化されています~(泣)。
門をくぐった所には、遊園地のようなアトラクションまで設置されている(号泣)。

イギリスロンドン貧乏生活「ランズエンドへの道5」

入り口周辺は、怒りを覚えるほど安い観光地になっていますが、
岬に出れば、このように素晴らしい景色が広がっています。来て良かった(泣)。

イギリスロンドン貧乏生活「ランズエンドへの道6」

天気の良い日を狙って行って良かったですよ、本当に。
この辺りは大西洋からの強い風が吹き付けるので、とにかく寒いです。
これで雨が降っていようもんなら・・・ 悲壮感にあふれそうだわ。

写真奥の白い家はカフェになっているのですが、シーズン外なのでお休みです(泣)。

イギリスロンドン貧乏生活「ランズエンドへの道7」

白い家がオープンしていたら、この景色を見ながらお茶をすることができたのに!
それにしても、見事な海食崖だと思いませんか? 
昨年の夏に訪れたスカバラー(イングランド北部)の海岸も美しかったけど、
あちらはビーチとして手を加えられているため、人工的な感じは否めなかった。
ところがランズ・エンドの海はどうだろう! 自然の荒々しさがそのまま! 実にいい!

イギリスロンドン貧乏生活「ランズエンドへの道8」

興奮したので、バスの時間まで散策することにしました。
ここもやはりNatonal Trustの管理下。このマークを何度も見てきたなあ。

イギリスロンドン貧乏生活「ランズエンドへの道9」

不自然な形に割れた岩。雷に打たれたのかな?

写真でもお分かりのように、わたし以外に人の姿はありません。
鳥の声もしない。聴こえるのは、海から吹く風の音と、崖に打ち付ける波の音だけ。
空の蒼さがまぶしすぎて、宙を見上げることもできない。
心地良さと不安とが危うく入れ替わる孤独感。・・・少し怖いね。

イギリスロンドン貧乏生活「ランズエンドへの道10」

しばらく歩き続けていたら、民家が見えてきました。
心の底からホッとしているということは、孤独の意味を少しは理解し始めている。
・・・ということになるのかもしれないな。

バスまでの時間があれば、ここに腰を降ろして、この素晴らしき景色を堪能していたかった。
きっと二度と訪れることができない。それを直感として分かっているから、
何度も何度も振り返って、何度も何度も別れを告げたよ。

無理してでも訪れて良かった。
イングランド最後の旅行にふさわしい場所でした。
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