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    半年だけの滞在のつもりが、4年間もロンドンに住んでいました。ロンドンでの生活、ヨーロッパ旅行を中心にお届けします。


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2008/09/10(Wed)

【パース編】食事も満足にできない

バスを乗り間違えておきながら運転手に逆ギレし、
フリーマントル駅に向かうバスが通る道まで案内してもらう。
という非常識きわまりない行動をしてしまった私。
多少、罪の意識は感じていたが、フリーマントルへ行けるという喜びで
気持ちとは裏腹、顔は終始にやけていたように思う。

パースは冬の季節にありながらも、太陽の暖かさは日本の春か初夏であり、
紫外線は日本の真夏かそれ以上。日焼け止めを塗っているのに、
じわりじわりと焼けている感じがして、急いで上着をはおることも度々。
何でもオーストラリアは南極圏でのオゾンホールが広がっている地域に属するらしいです。
人間はもちろん生物への影響も深刻になってくるのでしょうか。
空や木々、海があれほど美しい国はそう無いと思います。
オゾンホールの拡大はなんとか食い止めたいものですね。

バスに乗ってしばらくすると、次第に人が増え、お店が増え、にぎやかさが増してきた。
「ディスタウンイズフリーマントル?」
あまーいチョコレートをくれたおばちゃんはにっこりと微笑みうなずく。
おお! 愛しいフリーマントルよ! 私はようやくお前に会うことができた!
思えば遠き道のりだったなあ……と思わず感慨深くなってしまう。
駅まで行くよりも、多くの人が集うこの場所で降りてしまえ!
もう勢いだけでバスを飛び降りる。
よっぽどウキウキしていたのか、運転手が笑顔で「楽しんできてくれよ」と声を掛けてくれた。
もちろん返す言葉は「サンキュー」、そして笑顔、それだけ。

【小渋谷?なフリーマントル】
フリーマントルは若者が多く集う、にぎやかな街だった。
帽子やストール、アクセサリーなどカワイイ雑貨をそろえたお店、
アンティークな家具、お皿など見るも楽しい物がずらり揃ったお店、
ちょっと高級そうな服や若い子たち御用達のような安い服のお店などなど。
日本で言うと渋谷をもうちょっと小規模にした感じなのかもしれない。

そして、それらのお店以上に軒を連ねていたのがカフェ。
通称「カプチーノ通り」のお店のほとんどはオープンカフェになっていて、
おじちゃんもおばちゃんも、お姉ちゃんもお兄ちゃんも、
でっかいスイーツやサンドイッチなどを食べたり、コーヒーを飲んでまったりしている。
その様子を眺めているだけでも、何だか楽しくてウキウキしてくる。
よく考えれば日本でも同じようなことができるのに、
外国にいるというだけですべてが違ってみえるからフシギだ。

しばらくウロウロしていると、トランペット、トロンボーン、サックスを持った
3人組が路上で演奏をしていた。これは日本でもよく見られる光景だが、
フリーマントルでは人々が彼らを取り囲み、ある人は笑顔で、
ある人は彼氏と踊ったりしながら楽しんでいた。
ぽかぽかと暖かな日差し、見上げた空はどこまでも青く澄んでいる。
人々は皆笑顔で、なんとシアワセな国なんだろうか!

【食事にありつくのも難しい】
すべてのものにひとしきり感激をしていると、お腹がごろごろ鳴り出した。
気付けばお昼をとうに過ぎていた。緊張感で空腹を忘れていたのだろう。
それを思い出した途端、猛烈な空腹感に目眩を覚えた。
……せっかくだからカフェでお食事をしよう。
語学が心配ながらも、コーヒーとサンドイッチを頼むだけ。何とかなる。
そう思い、近くにあった雰囲気の良いカフェに入る。

「ぺらぺらぺらぺら」
頬にたくさんのソバカスがある、いかにも陽気なお兄ちゃんが笑顔で私に話しかけるが、
何を言ってるかさっぱり分からない。言うべき言葉も見つからず、
窒息状態の魚同様、口をぱくぱくするばかり。
笑顔のお兄ちゃんはとうとう困った顔になってしまったので、
目に付いたサンドイッチを指差しながら「ディスワンプリーズ、アンド、コーヒープリーズ」。
「コーヒー」のところではジェスチャーも加えてみた。情けないが、今の私はこれくらいしかできない。
困り顔のお兄ちゃんはパッと笑顔になり、用意をしてくれた。
合計金額もよく聞き取れないので、適当にお金を差し出したら、足りない様子。
もう何が何だか分からず財布を見せながら「ここからよしなに取ってくれ」とジェスチャー。
本当に情けないったらありゃしない。

そんなわけで食事にありつけたときには、疲労感でいっぱい。
私は食事のオーダーすらも満足にできないのか……
自分のふがいなさと屈辱感で大好きなサーモンの味はかすんでしまっていた。
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