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    半年だけの滞在のつもりが、4年間もロンドンに住んでいました。ロンドンでの生活、ヨーロッパ旅行を中心にお届けします。


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2010/06/26(Sat)

行ける!行けない?アイスランド

4月中旬。
アイスランドの火山が噴火したことにより、ヨーロッパ国内の空港に大きな混乱が生じました。
皆さんの記憶にも新しいと思いますが、旅行先から国に帰れず空港で寝泊りしたり、
せっかくの旅行が中止になる人もいました。
(私自身も、ブルガリア行きの飛行機が一度キャンセルになっています)


5月上旬。
アイスランドの火山が再び活発化。
渡氷を目前にしていた私は、毎日のようにアイスランドの空港のサイトをチェックしていました。
キャンセルという表示が出るたびに、重いため息。
しかし渡氷2日前。ようやくロンドン=アイスランド間の飛行が可能になったのです!
ほとんどあきらめていたので、アイスランドの言葉、歴史、気候など、何も調べていない状態。
「毎度のことだ」と開き直るフリにも、そろそろ疲れてしまったため、
ひーひー言いながらインターネットで必死に情報収集をしました。

・・・したにも関わらず。
渡氷1日前に、飛行機が再度キャンセル。
自然現象なので、誰にも予測ができない状況ということなのでしょう。
その証拠に36時間前からオンラインチェックインができるはずなのに、
サイト上では「空港職員にお尋ねください」と表示されるだけ。

ドキドキしながら電話をしたところ、
「当日にならないと分からないから、とりあえず明日ヒースローに行ってください」とのこと。
自宅からヒースローまでは、電車で1時間30分、バスなら2時間強の長旅。
これで、飛行機が飛ばなかったら、1日が無駄になる・・・
出発前夜は、ハラハラしてなかなか眠れませんでした。



出発当日。
バスを乗り継ぎ、乗り継ぎ、どうにかヒースローに到着。
(実は、地下鉄恐怖症なんです)
アイスランドエアーのカウンターの前には乗客らしい姿が見えます。
ドキドキしながら「今日は飛ぶのかな」と聞いてみると、
彼はにっこり笑顔になって「大丈夫だって!」とのこと。
もう、嬉しいのなんのって。ダメだと思ってましたからね。
チケットを受け取ったときは、ジーンとして思わず写真を撮ってしまいました。

イギリスロンドン貧乏生活「アイスランドのチケット」
↑ボケボケですが、アイスランドエアーのチケットです。うれしい。

この時点で10時30分。フライトは12時20分。
いささか早い到着だったものの、妄想旅行をしていれば2時間なんてあっという間!
・・・・・・と思っていたら、フライト時間が14時、15時と延期続き・・
最初のうちは楽天的に構えていたものの、「もしや飛ばないのでは」と不安な気持ちに・・・

最悪のケースを想定して、一人暗くなっていると、
アイスランドエアーのカウンター前で話しかけた男性が
「君、アイスランド行くんでしょ?飛ぶみたいだよ。行こう」と声をかけてくれました。
驚いて掲示板を見ると、搭乗口が表示されているじゃないの。もう、ビックリです。

イギリスロンドン貧乏生活「アイスランド航空」
↑どことなく不吉な感じの曇り空。でも、あこがれのアイスランドエアーが目の前にあるってだけで有頂天。
周囲の人たちも、バシバシ写真を撮っていました。やっぱり珍しいのよね。


話しかけてくれた男性は、アイスランドに恋人がいるらしく、「プロポーズをする」と意気込みながら、
「飛行機が飛べば、きっと僕らは結ばれる」と夢見るような目で語っていました。
そんなことを告白されて、もしも飛ばなかったら、英語力のない私は
どのように慰めればいいのだろうかと考え、内心ドキドキ。
そして、そのドキドキを増長するかのようなニュースが、
搭乗フロアに設置されたテレビから流れました。

「アイスランドの噴火により、バーミンガム、北アイルランドの空港が閉鎖されました」
物々しい表情を浮かべたキャスターが、淡々と述べた後、
眉間にシワを寄せ、いかにも深刻そうな表情をした専門家が
「このような状況で飛行機が飛ぶのは、非常に危険です」と語るんです。

恐る恐る隣にいた夢見る男性を見ると、やや青ざめた表情をしているではないですか。
それだけではなく、周囲にいた乗客全員が、深刻そうにテレビを見ていました。
そりゃそうだ。専門家が「危険」って言うなら飛びっこない。
夢見る男性に慰めの言葉をかけようとしたとき、
「これより飛行機内へご案内します」というアナウンスが流れたのです。
その場にいた全員が「マジで?」という驚きの表情、そしてざわめき。

小心者のわたしは、「これは自殺行為なのでは・・・」と不安でいっぱいになり、
なかなかその場を動けずにいたのですが・・・
「さあ、行こう!」と、夢見る男性に引きずられるような形で
飛行機に乗り込むことになりました。
夢にまで見たアイスランドエアーが、まるで地獄への入口のように思えてなりませんでした。
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