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    半年だけの滞在のつもりが、4年間もロンドンに住んでいました。ロンドンでの生活、ヨーロッパ旅行を中心にお届けします。


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2010/07/09(Fri)

喜びで眠れなくて

空港からレイキャビークまでは、FLYBUSで約40分間。

ザラザラとした大地には、ゴツゴツとした岩肌を惜しげもなく晒した巨石が、
まるで現代アートのように所々に並んでいる。
時折、視界の遠くには、アイスランドを吹き抜ける風が
何年、いや何十年、何百年とかけて削ってきたであろう、
「山」というには、その体をなしているとは言えない「山」らしきものが見える。

イギリスロンドン貧乏生活「アイスランドの荒野をこえて」


近代的な空港があるかと思えば、何の加工も施されていない、
生まれたままの自然、いや、地球そのものが目の前に広がっているのだ。
それは、威圧的でもあり、優しくもあり。
これまで様々な美しい景色を見てきたはずなのに、
それらすべてを、ただの一瞬で忘れてしまうほどの衝撃。
知らぬうちに涙が頬を伝っていた。

荒々しい大地を30分ほど走ると、突然、人間界に突入する。
赤、黄色、青など色使いが楽しい家々、大きな倉庫、
縦横無尽に張り巡らされた道路。どれも当たり前の景色のはずなのに、
荒々しい自然を見た後では、何か違和感を感じてしまうのだ。


上記のような感動やら違和感を覚えているうちに、バスターミナルであるBSIに到着。
各ホテルへの送迎を希望する場合(別料金)、そこから別のバスに乗り込むことになる。
少しでもお金を節約したい私としては、ターミナルから徒歩でホテルに向かいます。
地図上では、おおよそ10分程度歩けば着くかなという距離だったはずなのに、
ターミナル周囲を見回しても、それらしきホテルが見当たらない。

待合所にいたアイスランド人と思われる女性に聞いてみると、
「そのホテルなら、ここをまっすぐいった所にあるわよ」とのこと。
・・・目の前にあるのは、レイキャビーク空港の滑走路とビルだけ。
「そのビルがホテルよ」
怪訝な表情で察したのか、彼女はその一言を思い出したように付け足した。

なるほど。
じゃあ、歩きますか。

イギリスロンドン貧乏生活「アイスランドのホテル」
↑遠くに見えるのがホテルです。遠かったなー・・・

てくてくてくてく。
ひたすら遠い。リュックの重さが肩にのしかかる。
睡眠不足、ヒースローでの4時間待ちの疲れが一気に襲いかかってきたようだ。

ようやく到着したホテルは、女性の言ったとおり、空港のそばにあった。
いや、空港ビルそのもののような気もする。だって、裏側が滑走路になっているのだから。
これは寝ていられないのでは・・・・ と思ったら、
小型のセスナ機程度のもので、しかも、夜間、早朝は飛んでいないのか、
ホテル滞在中は実に静かで、快適だった。
(そして、7月末のアイスランド旅行では、この飛行機を使うことになる)

18時になっても、一向に暗くなる気配がなかったため、
英語が堪能なレセプションの男の子に「いつ夜は始まるのか」と聞いたところ、
「今の時期なら12時までは明るいよ。ちょっと暗くなるのは1時か2時。
そして、4時にはまた明るくなるよ。」と答えてくれた。白夜ではないのか、残念。

ひとまず、ホテルに荷物を置いた後、食料を購入するため外出。
そういえば、ホテルに向かう途中、人々の歓声が耳についた。
外出時も同様だったので、声のする方向に向かっていくと、
どうやらサッカーの試合中のようだ。
後で調べて分かったことだが、アイスランドにはプロリーグがある。
あるのだが、ワールドカップ、UEFAともに出場経験なし。
選手名を見ると、すべてアイスランド人で構成されているようです。

小さなスタジアムを道路からのぞき見していた男性に、
「このあたりにスーパーはないですか」と聞いたところ、
「びっくりしたなー。いきなり声をかけないでよ。え?スーパー?
こっから遠いよ、歩いていくの?本当?何なら送っていくよ」
と、一人でしゃべった後、いきなりの提案。
イヤとも言えず、彼のスクーターの後ろに座り、スーパーまで送ってもらいました。

その後、ずうずうしくもホテルまで送ってもらい、ホテルで夕食。
疲れがたまっていたものの、レイキャビークの街を見たくて、
ホテルから飛び出し、中心街をさまよい続け、戻って来たのは22時。
レセプションの男の子が「疲れてるよ(笑)」と声をかけてくる。
確かに、朝早くからおきてヘトヘトだ。

でも、アイスランドに来た喜びで、それすらも忘れてしまうのだ。
さらに、明日からのツアーを考えると、夜も満足に眠れないのだ。

【追加】5月中旬のアイスランドの夜

23時30分:夕方な色合い

イギリスロンドン貧乏生活「アイスランドのホテル2

25時30分:確かに夜なんだけど、朝が近い感じの色

イギリスロンドン貧乏生活「アイスランドのホテル4

4時:朝になりました

イギリスロンドン貧乏生活「アイスランドのホテル3

今月末は白夜だ!楽しみ!
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