2010/08/15(Sun)
北アイスランド日帰りの旅(3)
蚊の大群にうんざりしましたが、それでも念願のミヴァトン湖を観ることができて満足!
ミヴァトン湖から車で少し走ったところに、
同じような湖が広がっていました。写真、左端をご覧ください。
岩が、とても不思議な形になっていますねー
ガイドさんは、「昔の人たちの慎重は、今よりもずっと小さかったから、
ここの穴を住居にしてたんですよ」なんて、ご冗談をおっしゃる。
でも、アイスランドという国にいると、人間とは違った、
小さな人類がいても不思議ではないという気持ちになります。
12時を回って、お腹がコロコロ鳴りだしたころ、
ガイドさんから、ランチタイムのご提案ー! 待ってました!
ランチの前に、「●●ツアーの方は、違うバスに乗ることになります。
隣のバスに乗ってくださいね。間違えないでくださいねー」
という案内がありました。まさに私は、その該当者。
一緒にランチをすることになっていたアフメットに、
「間違えたら困っちゃうから、私が忘れてたら教えてね」とお願い。
たぶん、覚えてると思うけど、念のためってことで。
ランチは、ガイドさんオススメの「ブラックパン」。
甘めのライ麦パンに、燻製のような味のサーモンをトッピング。
毎度のことながら美味しくなさそうですが、とても美味しかったです。
ちょっと甘いパンに、やや塩味が強いサーモンが見事にマッチするんです。
実はこれ、アイスランドの名物でもあるようですよ。
カフェのそばにあった教会。
ロンドンやヨーロッパの国々で、それは見事な教会を観ているので、
なんとなくおもちゃみたい。でも、この国でキリスト教が始まったのは、1000年から。
だから、他の国とは違ってるのかな?
ランチ後、駐車場に戻ると、なぜか私が乗るはずのバスがない。
「あれ?ユキが乗るバスがないよね。どうしたんだろう」
不思議そうにつぶやくアフメット。
バスの運転手、ガイドさんがランチに行ってるのかもしれない。
ただ、それならば、私と同じツアーの中国人ギャルたちが見当たらない。
いや、ツアー客自体、アフメット、私、オーストラリア人のおばちゃん二人しかいない。
そこへ、アフメットが乗るツアーバスが戻ってきた。
例のクチビルの赤いガイドさんも一緒だ。
「私のバスって、どこに行ったの?」と恐る恐る聞いてみると、
「え?君、すぐに乗らなかったの? もうとっくに出発したよ」
・・・・なぬ?
「バスに乗りかえってって言ったでしょ? 1時間も前に出発したよ」
・・・・なぬ?
「まあ、間違えちゃったもんは仕方ないね。引き続き、僕と行動しよう」
え~!?そういうこと?私の英語力が足りないってことー?
確かに、彼は「ランチ後に乗り換えて」なんて、一言も言ってない。
でも、でも・・・。私は、見たい場所があったんだよ~!!!!
なんて、後悔しても仕方ない。私が悪いのだ。
それでも、何となく悲しくてガッカリしてると、
「残念だったね。これを食べて元気だして」
私を慰めるつもりなのか、アフメットがチョコレートをくれました。
優しいなあ、本当にうれしいよ。
感謝の気持ちを述べて、チョコレートを食べてみると・・・
最も苦手なブランデー入りのチョコレートでした。
しかも、ねっとり濃厚な甘さのブランデー(泣)
でも、彼の気持ちを無駄にしたくないから、がんばって食べたよ。
食べたっていうか、「ごくりと飲み込んだ」が正解。
それでも、彼のあまーい、あまーい優しさは、
いつまでも私の中に留まり続けたのでした。
・・本当に苦手なんです。ブランデー入りチョコレート。
美しい湖を背景に、馬たちがのんびり過ごしていました。
北部は南部より寒いけど、それでも、夏を思わせるような花が咲いてるんですね。
ミヴァトン湖から車で少し走ったところに、
同じような湖が広がっていました。写真、左端をご覧ください。
岩が、とても不思議な形になっていますねー
ガイドさんは、「昔の人たちの慎重は、今よりもずっと小さかったから、
ここの穴を住居にしてたんですよ」なんて、ご冗談をおっしゃる。
でも、アイスランドという国にいると、人間とは違った、
小さな人類がいても不思議ではないという気持ちになります。
12時を回って、お腹がコロコロ鳴りだしたころ、
ガイドさんから、ランチタイムのご提案ー! 待ってました!
ランチの前に、「●●ツアーの方は、違うバスに乗ることになります。
隣のバスに乗ってくださいね。間違えないでくださいねー」
という案内がありました。まさに私は、その該当者。
一緒にランチをすることになっていたアフメットに、
「間違えたら困っちゃうから、私が忘れてたら教えてね」とお願い。
たぶん、覚えてると思うけど、念のためってことで。
ランチは、ガイドさんオススメの「ブラックパン」。
甘めのライ麦パンに、燻製のような味のサーモンをトッピング。
毎度のことながら美味しくなさそうですが、とても美味しかったです。
ちょっと甘いパンに、やや塩味が強いサーモンが見事にマッチするんです。
実はこれ、アイスランドの名物でもあるようですよ。
カフェのそばにあった教会。
ロンドンやヨーロッパの国々で、それは見事な教会を観ているので、
なんとなくおもちゃみたい。でも、この国でキリスト教が始まったのは、1000年から。
だから、他の国とは違ってるのかな?
ランチ後、駐車場に戻ると、なぜか私が乗るはずのバスがない。
「あれ?ユキが乗るバスがないよね。どうしたんだろう」
不思議そうにつぶやくアフメット。
バスの運転手、ガイドさんがランチに行ってるのかもしれない。
ただ、それならば、私と同じツアーの中国人ギャルたちが見当たらない。
いや、ツアー客自体、アフメット、私、オーストラリア人のおばちゃん二人しかいない。
そこへ、アフメットが乗るツアーバスが戻ってきた。
例のクチビルの赤いガイドさんも一緒だ。
「私のバスって、どこに行ったの?」と恐る恐る聞いてみると、
「え?君、すぐに乗らなかったの? もうとっくに出発したよ」
・・・・なぬ?
「バスに乗りかえってって言ったでしょ? 1時間も前に出発したよ」
・・・・なぬ?
「まあ、間違えちゃったもんは仕方ないね。引き続き、僕と行動しよう」
え~!?そういうこと?私の英語力が足りないってことー?
確かに、彼は「ランチ後に乗り換えて」なんて、一言も言ってない。
でも、でも・・・。私は、見たい場所があったんだよ~!!!!
なんて、後悔しても仕方ない。私が悪いのだ。
それでも、何となく悲しくてガッカリしてると、
「残念だったね。これを食べて元気だして」
私を慰めるつもりなのか、アフメットがチョコレートをくれました。
優しいなあ、本当にうれしいよ。
感謝の気持ちを述べて、チョコレートを食べてみると・・・
最も苦手なブランデー入りのチョコレートでした。
しかも、ねっとり濃厚な甘さのブランデー(泣)
でも、彼の気持ちを無駄にしたくないから、がんばって食べたよ。
食べたっていうか、「ごくりと飲み込んだ」が正解。
それでも、彼のあまーい、あまーい優しさは、
いつまでも私の中に留まり続けたのでした。
・・本当に苦手なんです。ブランデー入りチョコレート。
美しい湖を背景に、馬たちがのんびり過ごしていました。
北部は南部より寒いけど、それでも、夏を思わせるような花が咲いてるんですね。
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